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2011年8月25日木曜日

ピロリ菌がたんぱく質に化けて細胞を壊す

 40代以上になると80%以上の人がいると言われてるピロリ菌。胃潰瘍以外の人には保健が効きませんが1週間くらい服用すると除菌が出来るそうです。ピロリ菌は発がん性のタンパク質になって酵素結合し大事な細胞分裂に異常を起こさせるそうです。ピロリ菌なんてあまり怖そうに聞こえない菌ですよね。もう少し怖い名前付ければもっと治療しようという人が増えるかもしれませんね。

 胃がんの原因となるヘリコバクター・ピロリ菌の作るタンパク質が、人の体細胞内にあるタンパク質に偽装することで細胞機能を破壊し、病気をもたらすことが22日、東京大の畠山昌則教授(微生物学)の研究で明らかになった。米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
 ピロリ菌の細胞機能への作用を解明したのは世界で初めて。畠山教授は「この作用が病気の原因になる」としており、胃がんなどの発病メカニズムの解明が期待できるという。
 畠山教授によると、ピロリ菌はCagAという発がん性タンパク質を人の細胞内に注入する。CagA分子には「EPIYAモチーフ」という構造があり、研究では、人の体細胞内にあるプラグミンというタンパク質が同じ構造を持っていることを発見した。
 プラグミンはEPIYAモチーフを介して酵素と結合し、細胞の増殖や配置を制御するタンパク質の機能を調整する。ピロリ菌の作るCagAはプラグミンに偽装して酵素と結合し、細胞分裂などに異常を起こすことが分かった。
 EPIYAモチーフは他の細菌が作るタンパク質にも見られ、畠山教授は「細菌が引き起こす病気の解明につながる」としている。 

2011年8月24日水曜日

薬味には意味がある!

 食べ物の喰い合わせにはちゃんと意味があるそうです。
 うなぎに付いてくる山椒もただの香り付けではなく消化を助けるそうです。
 昔から言われてる薬味はただ美味しいだけでなく毒消しや消化を促したりするものがあるので上手に取り入れていきたいですね。

今年7月、ユッケに付着したO-157などの細菌による集団食中毒を受けて、厚生労働省は飲食店に生レバーの提供自粛を呼びかけた。自宅ではなかなか食せないツウな珍味だけに、気軽に食べられなくなった悲しみに打ちひしがれるグルメ諸兄も多いはず。

ところで、生肉や刺身といった生モノを食べる際、添えられることの多い「薬味」。これらには食あたりを防ぐ毒消し効果があるともいわれるが、実際のところ効果はあるんだろうか?

「肉や魚の生食を好む日本人の食生活にとって、細菌の繁殖を抑えてくれる薬味類は欠かせません。冷蔵庫などがなかった時代から、食あたりを防ぐ知恵として幅広く活用されてきたんですよ」と教えてくれたのは、薬味に詳しい管理栄養士の柴田真希さん。

「例えば、生姜に含まれる辛味成分ジンゲロンやショウガオール、にんにくに含まれるアリシンには強い殺菌・抗菌作用があり、生肉に添える薬味としてよく使われます。刺身につきもののわさびには揮発性のアリルイソチオシアネートという強力な抗菌成分が含まれていて、食中毒の原因菌として有名な“腸炎ビブリオ”などに強い効果を発揮することも知られています。また、梅干しに含まれるベンズアルデヒドには防腐作用があり、お弁当や保存食によく使われますね」

ということは、薬味をちゃんと食べれば食中毒は防げてしまう?

「残念ながら、薬味の殺菌・抗菌作用は、O-157のような強力な食中毒の原因菌に対抗できるほど万能ではないんです。また、ウイルスや自然毒などにも効果はありません。薬味は食中毒を防ぐ有効な自衛手段ですが、効き目を過信してもいけないんです」

なるほど、過剰な期待は禁物ですな。とはいえ薬味には毒消し以外にも、食欲増進や血行改善、整腸作用など様々な効能がある。賢く使って、美味しく健康的に食事を楽しみたいものです。

2011年8月23日火曜日

肥満は感染する!?

 肥満の人のそばにいたらうつる。。ってことはないそうですが身近な友だちが太ると、自分が肥満になるリスクが上がるそうです。
 細い人のそばにいたら自分も痩せられたらいいのに。

 風邪やインフルエンザのように、肥満が人から人へうつる可能性があったら大変なことになりそうですが、あながち絵空事とはいえないとしたら…。
 もちろん肥満は体質や生活習慣によるところが多いので、“感染菌“がいるわけではありません(少なくとも今のところそういった事実は確認されていません)。しかし、肥満を招く生活習慣は“うつる”可能性があるようなのです。
 実際に、友人や知人など、周りにいる人たちの影響で肥満しやすくなるとする研究があります(N Engl J Med.357(4):370-9,2007)。この研究は、米国の21~70歳の男女1万2067人を1971年~2003年にわたって追跡し、友人や兄弟、配偶者、近所の隣人とのつながり(ネットワーク)と肥満になるリスク(BMI30以上)との関連を調査したもの。
 まず、参加者に友人の名前を挙げてもらい、(1)「自分だけが友人と思っている場合(相手は自分を友人として挙げていない)」、(2)「相手は自分のことを友人と思っているが、自分はそう思わない場合」、(3)「お互いに友人と思っている場合」の3つに分けて、相手の肥満と参加者の肥満との相関関係を検証しました。
 すると、(2)の「向こうだけがこちらを友人」と思っている人が肥満しても、参加者本人が肥満するリスクは上昇しなかったのに対し、(1)「こちらだけが向こうを友人」と思っている人が肥満した場合、本人が肥満するリスクは57%増、さらに(3)の「お互いが友人関係」の場合、相手が肥満すると本人が肥満になるリスクは、なんと171%も高まるという結果に!
 つまり、友人が太ると自分まで太っちゃう可能性があるということです。研究グループは、「つながりの深い相手が肥満になると、肥満の許容度の水準や食生活、運動習慣などが影響を受ける可能性がある」と、肥満が“うつる”理由を指摘しています。その一方、「この研究では、決定的な理由を直接検証することはできず、これ以外の理由も考えられる」と付け加えています。
 確かに友人同士で食事に行くと、気が緩んでついつい食べ過ぎちゃう、という経験をしたことがある女子も多いのでは? この研究は、人間関係が肥満に与える影響を調べたユニークな内容ですが、専門家の間では「ネットワーク医学」として注目を集めています。
 なお、人間関係以外に、肥満は“うつる”可能性を指摘した研究があります。肥満マウスの腸内細菌を普通のマウスに移植して体重変化を観察したもの。すると、このマウスは一気に肥満したのです!
 通常、太った人の腸内細菌がほかの人に感染するというシーンはあまり考えられませんが、もしそんなことが起こるとしたら、腸内細菌を通して肥満が“感染する”可能性も否定できないようです。

2011年8月17日水曜日

プレシオサウルスはちゃんと子育てしてた

 アメリカの地層からプレシオサウルスのメスの腹部に胎児化石を発見したそうです。プレシオサウルスは海ガメのような形をしています。
 海中で出産をして水中で育児していたそうです。

 白亜紀後期(約8000万年前)の海で生息していた大型爬虫(はちゅう)類「首長竜」は、卵ではなく子どもの形で出産していたことが、米カンザス州で発見された化石の分析から明らかになった。米マーシャル大などの研究チームが、12日の米科学誌サイエンスに発表した。首長竜が子どもを妊娠、出産する「胎生」の生物だったと分かったのは初めて。

 研究チームは、1987年に発掘された首長竜プレシオサウルス(全長約4.7メートル)の化石を分析したところ、体内に子どもの骨格化石が残されていることが分かった。子どもは1匹で、大きさは母親の3分の1にあたる全長約1.5メートルもあった。骨が成長過程にあったため、最終的に母親の4割を超える大きさに成長し、出産された可能性があるという。

 生物には、小さな子や卵をたくさん産むタイプと、大きな子や卵を少なく産むタイプがあるが、首長竜は後者のタイプにあたり、大型の子を1匹ずつ出産していたらしい。研究チームは「同じタイプのクジラのように、首長竜も出産後に群れを作って手厚い子育てをしていた可能性もある」とみている。

 首長竜にくわしい佐藤たまき・東京学芸大准教授は「古生物の生態に関する情報は化石に残りにくいため、非常に重要な発見だ」と話している。


2011年8月16日火曜日

国内最大級のソーラー発電所が始動

 写真を見ましたがすっごい設備ですー。すごい量の電気を確保できるのかと思いきや・・・
 一般家庭の2100軒分しか発電しないそうです。
 「太陽光発電」という取り組みはいいんですけどね・・・
 かなりコストかかるんでしょ?
 今回のメガソーラーの施設を300個くらい作って、毎日晴天が続けば某原発を使わなくても同程度の電力をまかなうことができるそうです。
 
 東京電力と川崎市は10日、川崎市臨海部に建設を進めていた太陽光発電所「浮島太陽光発電所」について、運転を開始したと発表した。
 浮島太陽光発電所は、川崎市が保有する土地に、東京電力が約3万8千台の太陽光モジュールを設置、運営する、最大出力7,000kWの“メガソーラー発電所”。年間の発電電力量は約740万kWhを見込んでおり、これは一般家庭2,100軒分の使用電力量に相当するという。所在地は神奈川県川崎市川崎区浮島町。CO2排出量削減効果は年間約3,100t。
 同発電所の隣には、川崎市が運営するPR施設「かわさきエコ暮らし未来館」も開設された。太陽光発電の普及と啓蒙の推進、川崎市の環境への取り組みを国内外に発信するという。
 また、東京電力のホームページでは、同発電所の発電状況や気温・日射強度を公開するサービスも、本日より開始する。数値は5分間隔で更新される。
 川崎市では現在、地球温暖化対策を進める「カーボン・チャレンジ川崎エコ戦略」を推進しており、公共施設、住宅用への太陽光発電設備の設置または設置補助などを実施している。今後は、浮島太陽光発電所やかわさきエコ暮らし未来館を活用することで、太陽光発電など再生可能エネルギーに対する啓蒙活動や導入促進、実証などに取り組んでいくという。
 一方、東京電力でも、電力の安定供給に努めるとともに、再生可能エネルギーの利用拡大に取り組んでいくとしている。
 なお、東京電力と川崎市では、同じく川崎市川崎区の扇島にも、太陽光発電所「扇島太陽光発電所」を建設している。同発電所の運転開始は2011年12月の予定。浮島太陽光発電所と合わせると、合計出力は2万kWになるという。

2011年8月15日月曜日

青色発行ダイオードを実現させた名大教授にエジソン賞が贈られる

 イルミネーションなどに使われてるLEDのことでしょ。寿命が長くて消費電力が少なくて済む『エコ』ですね。
 ある半導体に電気を流すと光を発するしくみだそうです。
 信号機の明かりもこのLEDの集まりだそうです。一色につき約200個のLEDが使われてるんだって。

 米国電気電子技術者協会(IEEE)は10日、電気電子工学分野で優れた業績を上げた人に贈る今年のエジソン賞受賞者を、名古屋大学特別教授、名城大学特任教授の赤崎勇氏(82)に決定したと発表した。日本人受賞者は00年の西沢潤一・東北大名誉教授に続き2人目。授賞式は20日に米サンフランシスコで行われる。

 IEEEは、赤崎教授が世界初の高輝度青色発光ダイオードを実現させたことを評価した。赤崎教授は名城大を通じ「歴史的にも権威ある賞をいただき、身に余る光栄です」とコメントした




2011年8月14日日曜日

マズルが短い犬種は熱中症に注意!

 今、人気があるシーズーやフレンチブルのようにマズルが短いわんちゃんは体温調節が苦手なので熱中症になりやすいそうです。
 わんちゃんも健康診断を受けた方がいいですよ。

 節電の夏、人間だけではなく、熱中症にかかるペットが急増しているという。

 赤坂動物病院の柴内晶子副院長によると、

「うちの病院でいうと、今年は前年比2割増しくらいです。特に多いのは犬ですね。猫はもともと砂漠の動物ともいわれていて、暑さや渇きに強いのですが、犬は冷涼な地域の出身種が多く、暑さに弱いんです」。

 他にも、犬が熱中症になりやすいのにはこんな理由が。

「人間は、汗腺があって熱を放出できますが、犬の場合は口からハァハァと呼吸するか、四肢の肉球で汗を出すしかないので、非常に体温調節がしづらいんです。それに人間より体が地面に近いので、地面からの反射熱も受けやすくなります」(柴内副院長)

 夏場のアスファルトは、昼間だと50度を超える熱さになる。地面に近いだけにその影響は大きく、そのまま歩かせると熱中症だけではなく、肉球を火傷する危険性も。

 特に熱中症にかかりやすいのは、短頭種といって鼻の短い犬種だという。

「気道が短かったり、曲がっているため、換気が難しくなりやすいんです。シーズー、チン、ペキニーズ、フレンチブルドッグなど、いま人気の犬種は要注意ですね」(柴内副院長)

 年齢は関係あるのだろうか?

「犬の場合、5才を超えると人間でいう35才を過ぎた中年で、熱中症に限らず日々の健康管理が重要になります。ぐったりしていても、熱中症なのか持病なのかわからない場合は、早めに獣医師に相談してください。5才以上の犬は、年2回以上、健康診断を受けたほうがいいですね」(柴内副院長)

2011年8月13日土曜日

朝日を浴びると体内時計のズレをリセット出来る

 いい睡眠をとるためには朝の太陽の日差しを浴びる。
 早く寝て、早く起きて日光浴しろってことですね。
 でも、次の日が休みだったり予定がない日はつい夜更かしして朝寝坊したいですね。
 朝寝坊も2時間くらいだったら体内時計に影響しないそうです。
 この前の朝寝坊はいつもよりも9時間多く寝てしまいました。
 「眠れたー」という満足感はありましたが、なんとなくダルかったな。

 夜よく眠るためには、日常生活で、どんな点に気をつければいいのだろう。

 睡眠医療に詳しい「むさしクリニック」(東京都小平市)院長、梶村尚史さんは「毎朝、決まった時間に起きて太陽の光を浴びることが大切」と話す。

 1日は24時間なのに、体温やホルモン分泌を制御し体のリズムを整える体内時計は、25時間周期だ。真っ暗闇の中でずっと生活し続けたとしたら、毎日1時間ずつ生活時間がずれ、12日目には昼夜が逆転してしまう。

 「体内時計のこのずれは太陽の光がリセット(修正)してくれる」と梶村さん。「その効果は昼間よりも朝の方が高い」と強調する。

 メラトニンというホルモンも睡眠に大きくかかわっている。脳内で分泌され、中枢神経に作用し眠気を引き起こす働きがある。

 メラトニンは太陽の光を浴びて14、15時間ほどたつと出始める。朝7時に起きた場合は、夜9~10時頃ということになる。

 深夜に多く分泌され、夜明けとともに減っていく。太陽の光を多く浴びた方が分泌量は増えるとされている。

 早寝早起きは理想だが、夜勤などで睡眠時間が日中にずれてしまう人もたくさんいる。睡眠が理想通りにいかない場合はどうすればいいのだろうか。

 梶村さんは「望ましい生活リズムを作れない人は、体に負担がかかっていることを自覚し、食事に気を配ったり日中に短い睡眠をとったりし、体をいたわることを心がけてほしい」と話している。

2011年8月12日金曜日

糖尿病、コーヒーを一日3杯で発症リスクが低下する

 「一日にコーヒーを○杯飲むと○○の発症リスクが下がる」という見出しってよくありますよね。今回は2型糖尿病の発病リスクとの関係で、「摂取するといいかもしれない」くらいのお話だそうです。砂糖やミルクをたっぷり入れたらダメなんでしょうけどね。

 30代、40代のビジネスパーソンを中心に、糖尿病や高血圧、メタボ、皮膚トラブルなどについて専門家に解説をしてもらう連載の最初のテーマは、ビジネスパーソンがかかりやすい病気の一つ、糖尿病。国立国際医療研究センター病院 糖尿病・代謝症候群診療部長 野田光彦先生に、糖尿病および予防について、解説してもらう。その第3回。今回は糖尿病の予防や治療に取り組む人にとって基本となる、けれど自分に甘くなりがちで、実行しがたい「食事と運動」について。

 糖尿病の予防や治療に取り組む人にとって、健康的な食事と定期的な運動の実施は出発点であって、すべての基本です。食事と身体活動はともに日常的なものであり、健康習慣に取り入れる際には行いやすいものとなるはずですが、実行に移すとなると「易きに流れる」のが人の常。アドヒアランス(患者さんの場合はご自身の治療に、また、予備群の方の場合は予防につながる行動に、ご自身が主体的に責任を持ち、これを遵守し実行すること)を維持するのが難しいことも少なくありません。

 私たちがどうしても「自分に甘くなってしまう」理由。その一つには、おいしい料理やお酒を口にすれば、それによる幸福感がありますし、今日の休みはテレビでも見て過ごそうと考えればリラックスした、気分になれるのに対し、「若いうちから食事に気をつけて定期的に運動していれば将来健康的に過ごせる」といわれても遠い先のことと感じられ、健康的な生活を実行に移す動機になりにくいのでしょう。

 食事療法も運動療法も、最初から遠いゴールを目指すのではなく、達成するのにそれほど困難を伴わないスモールステップで逐次ゴールを設定し(段階的目標設定)、しかし確実に達成するという意志を持って実行していくことが成功の鍵だと考えられます。そして自分自身にとっての価値あるスモールステップを見つけるためには、ご自身の健康状態に関する情報だけでなく、環境や生活習慣、健康に関する知識などを大まかに自己把握し、問題点を抽出してみることも必要でしょう。

2011年8月11日木曜日

8時間以内に治療すれば社会復帰出来る確立が高まる!脳梗塞

 まだ近所の病院ではt-PAの方法を取ってるところが多いな。リトリーバーの可能な施設を早く整えてほしい。
 身内にくも膜下で亡くなった人がいる場合の人は時間を見付けてMRIを受けてみた方がいいです。

 脳梗塞で血管内に詰まった「血の塊(血栓)」を物理的に回収する血管内治療用の機器が、昨年10月から保険診療で使えるようになった。

 現在、超急性期、つまり発症直後~3時間以内の脳梗塞については、薬物を点滴して血栓を溶かす「t‐PA静脈療法(以下t‐PA)」が治療の第1選択として定着している。ポイントは「発症3時間以内」。それを過ぎると、病変の周囲にダメージが拡がり「薬で血栓のダムが決壊したときの衝撃に耐えられず、出血を起こす」(脳神経外科医)可能性が強まる。

 しかし実際に発症3時間以内、検査時間のロスを計算に入れると発症1~2時間のうちに専門病院へ搬送される強運の持ち主は数パーセント足らず。また、重度の高血圧や糖尿病などの持病や条件によっては最初からt‐PAは使えない。

 一方、脳血管内に詰まった血栓を物理的に取り除き、脳血管を再び開通させる「血栓回収デバイス(商品名メルシー・リトリーバー)」は「発症8時間以内」までの患者が対象。名前のとおり、血栓を回収=retrieveする機器で、足の付け根からカテーテルを通し、先端から伸びた形状記憶ワイヤーが脳血栓をからめとる仕組み。

 血栓を引っ張り出す際に血管壁をキズつける可能性や、細い血管には不向きなど改良点はあるが、なんといっても時間的余裕があり、t‐PAを使えない患者や結果が思わしくない場合の追加治療に使えるなどメリットは大きい。海外の試験では、6~7割の患者で脳血管が再開通し、その半数が社会復帰を果たしている。

 脳梗塞の治療では「Time loss is Brain loss(時が失われると脳が失われる)」が大前提。早く治療を受けるほど重い後遺症を免れる。そしていまや、3時間を過ぎてもあわてることはない。欧米ではすでに血栓を破砕して掃除機のように吸い込む方法や、編み目状の軟らかいワイヤーで地引き網式に血栓を引きずり出す機器など、次世代の技術が続々登場している。願わくば、承認遅れによるタイムロスだけは避けてほしいものだ。

2011年8月10日水曜日

再び急増中!腸管出血性大腸菌感染症が横行し始めたらしい

 除菌グッズとかいろいろ売ってるし、昔の人よりも菌に対して気を付けてきてるのに、年々食中毒とか増えてきてるよな。
 気を付け過ぎて、体の自己防衛力や免疫力が低下してきたってことかな。

 O157などの腸管出血性大腸菌感染症が急増している。国立感染症研究所感染情報センターのまとめ(速報値)によると、7月25-31日の週の患者報告数は208例で、増加が続いている直近の4週間で2.5倍以上になった。年明けから31日までの累積の報告数は1798例で、2000年以降の同時期で2番目に多い。

 同センターによると、腸管出血性大腸菌感染症は、5月中旬に一度急増し、160例を超える報告が2週続いたが、5月30日―6月5日の週には57例にまで減少。その後、7月上旬から増え始め、7月11-17日の週は129例、18-24日の週は155例、25-31日の週は208例と急増した=グラフ=。累積の報告数は、2000年以降最も多かった01年の1858例に次ぐ。

 腸管出血性大腸菌感染症の主な症状は、腹痛、下痢、血便、軽度の発熱など。検出される菌の血清型はO157が最も多く、次いでO26、O111など。6-7%の患者は、下痢などの初期症状が見られてから2週間以内に溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などの重篤な合併症を発症する。同センターによると、7月24日までに7例の死亡が報告された。

 同センターは、食品を十分に加熱することで個人の感染予防を徹底するとともに、手洗の励行などで、ヒトからヒトへの二次感染を予防することが重要だとしている。

2011年8月9日火曜日

東日本大震災の津波で南極に氷山が生まれた!

約1万3000キロも離れた南極まで影響があったみたいです。棚氷を壊すってどんな津波が起こったのでしょう。
自然の力ってホント凄いですねー。

欧州宇宙機関(ESA、本部パリ)は9日、東日本大震災に伴う津波が約1万3000キロ離れた南極の棚氷を破壊し、巨大な氷山が誕生したと発表した。ESAの環境観測衛星「エンビサット」の画像で米航空宇宙局(NASA)のチームが確認し、ジャーナル・オブ・グレイシオロジー誌(電子版)に公表した。
 氷山が誕生したのは南緯77度、西経148度にあるスルツバーガー棚氷。震災後の画像で棚氷の一部が破壊され、氷山となってロス海を漂流しているのが確認された。最大のものは縦9.5キロ、横6.5キロで、面積はJR山手線の内側に匹敵。厚さは80メートルと推定されている。 

2011年8月8日月曜日

トクホ(特定保健用食品)の謎

 トクホの商品って信じていいものだと思ってました。病気が治るとまでは思っていませんでしたが、少しの健康効果があるものと思ってました。トクホを広める窓口の協会が厚生労働省からの天下りだそうです。容易にあのマークが付いてるからと言って頼ってちゃダメですね。

通勤途中らしきスーツ姿の若者が歩くのに合わせて、お腹の部分に青白い炎が上がる。
よく見る清涼飲料のコマーシャルだ。飲めば体内の脂肪が燃焼することを窺わせる
メッセージも流れる。

 トクホ――。特定保健用食品と呼ばれ、現在九百以上の商品が発売されている。
本格的に販売されるようになったのは一九九〇年代後半だ。市場規模を見ると、記録の残る
九七年の一千三百億円余りから急増し、二〇〇七年にピーク(約六千八百億円)を迎えた。
二年ごとの調査のため、最新の数字は〇九年の約五千五百億円だ。トクホの定義は次の通り。

「食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の
目的が期待できる旨の表示をする商品」

 極めて曖昧な表現だ。「健康によい」というイメージだけで「お化け商品」が生まれる
トクホは食品メーカーにとってドル箱である。

 しかし、この「健康によい」という部分に大きな疑問符がつく。はっきり言えば効果が
期待できないものが横行しているのだ。

2011年8月7日日曜日

首都圏直下型、3連動型地震が起こる確率が高い!?

 怖い記事が目に入ってしまいました。余震は少なくなってきてますが、自分は心配性なのでまだ怖いと思ってました。今回の震災の時から防災に対する意識は高まってきてるし、防災の技術も進歩してきているとは思いますが、やっぱり自然の力の前ではまだまだです。少しずつ散らしてくれればいいのに。

 東日本大震災規模とされる平安時代の貞観(じょうがん)地震(869年)や関東直下型地震、東海・東南海・南海地震の3連動とみられる仁和(にんな)地震など9世紀に起きた地震が、阪神大震災(平成7年)以降の地震の状況と酷似していることが、産業技術総合研究所の寒川(さんがわ)旭(あきら)・招聘(しょうへい)研究員(地震考古学)の分析でわかった。近い将来に首都圏直下型や3連動型地震が起きる可能性が高いとの見解を示し、「千年に一度の巨大地震の世紀になるかもしれない」と警鐘を鳴らす。

 寒川氏は、古代以降の文献史料とともに、各地の遺跡で発掘された地割れや液状化現象による噴砂などの地震痕跡を調査。9世紀前半に関東北部や東北などでマグニチュード(M)7前後の地震が相次いだ後、貞観地震が発生していることを確認した。

 貞観地震は当時の歴史書「日本三代実録」に、「海は猛(たけ)り吼(ほ)え、津波が怒濤(どとう)のように多賀城下に押し寄せ、千人がおぼれ死んだ」と記述。当時の海岸から約5キロ内陸の多賀城跡(宮城県多賀城市)周辺では道路が寸断された跡が見つかり、仙台市などでは津波で運ばれた堆積物もあった。

 878年には関東南部でM7以上の直下型地震が発生。887年の仁和地震では、日本三代実録に「都(京都)の建物は倒壊し、圧死する者多数。海岸には海潮(津波)が押し寄せ、無数の人がおぼれ死んだ。大阪湾岸も津波被害が甚大だった」と記録。東海から四国にかけて甚大な被害があったという。

 寒川氏の分析によると、最近数十年間に秋田などで死者100人以上を出した日本海中部地震(昭和58年、M7・7)や阪神大震災(M7・3)、新潟県中越沖地震(平成19年、M6・8)など各地でM7前後の地震があり、その後東日本大震災が発生した点が、平安時代の状況と共通していると指摘した。

 首都圏直下型地震や東海・東南海・南海地震について寒川氏は、いずれもフィリピン海プレートの影響下にあり関連が深く、過去の首都圏直下型や仁和地震に匹敵する3連動型地震が発生する可能性が高いとした。

 また、6月30日に長野県中部で起きた震度5強の地震は、千年あまり活動がなかった牛伏寺(ごふくじ)断層付近で発生。7月5日にも和歌山県北部で震度5強の地震があったことからも日本列島が活動期にあることが改めて浮き彫りになった。

 一方、古代以降、M8・2程度の元禄関東地震(1703年)や3連動型の宝永地震(1707年)があった「18世紀初め」、安政東海地震(1854年)や、高さ9メートルの津波が襲ったという翌日の安政南海地震、死者1万人といわれる安政江戸地震(1855年)が起きた「幕末」にも巨大地震が集中したが、三陸沖では東日本大震災に匹敵する地震はなかった。

 寒川氏は「東日本大震災では『想定外』という言葉がしばしば使われたが、文献史料には過去の巨大地震が詳しく記されており、決して想定外ではない」と話した。

 古村孝志・東大地震研究所教授(地震学)の話「これまで、江戸時代以前のデータは不確かさがあるということで防災対策などでもあまり注目されなかったが、今回を教訓に文献史料などを見直さないといけない。東日本大震災後の余震は以前より落ち着いてきたが、陸のプレート深部はまだ動いており、バランスをとるために再び大地震が発生する可能性が高く、対策が急がれる」

2011年8月6日土曜日

電流を流してアルツハイマーの原因たんぱく質の働きを抑える

 まだ動物実験の段階ですが少し明るい兆しが見えるだけでも希望が持てます。マウス実験で成功したものは、人間に使えるようになるのはかなり先だと聞きました。でも同じ哺乳類なのでカラダの構造は結構近いではないかと思います。身近にアルツハイマーに近い状態の人がいます。彼女が全部忘れてしまう前に早く、少しでも治療出来るようになればいいのに。忘れられてしまうのは寂しいです。

 うつ病などの治療のため脳に電流を流す電気けいれん療法で、アルツハイマー病を引き起こすたんぱく質の働きを抑制できることを、金沢医科大学の加藤伸郎教授らの研究チームがマウスの実験で突き止めた。

 3日付の米科学誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」で発表する。

 アルツハイマー病の患者は、神経細胞の機能を低下させるたんぱく質「アミロイドβ」(Aβ)の濃度が脳内で高まっている。加藤教授らは、マウスの脳内の情報伝達を担う電気信号を観察。Aβを過剰に作り出すアルツハイマー病のマウスでは、正常なマウスに比べ、信号の継続時間が約1・5倍の長さになっていることを発見した。

 信号を送る時間が長いと、脳内に送られるカルシウム量が過剰になって神経細胞に悪影響を与え、それがアルツハイマー病の一因になるとされる。Aβの増加で信号の継続時間が長くなっているマウスの脳に、電気けいれん療法と同様の電流を流すと、信号の時間が正常な長さに戻った。

2011年8月5日金曜日

短い期間だけど月は2つあった

 2つの月が昔何兆トンもの破片を宇宙にまき散らし衝突したそうです。宇宙空間にその破片が浮遊ししばらくの間真っ暗になって、月の姿も見られなくなり、この破片が落ち付いた頃に見えた時、月は一つになったらしいです。その瞬間を見られたらよかったのに。凄かったんでしょうね。でも、この天体ショーを見られた生物はまだ何も生まれていなかったらしいです。

 かつて地球には月が2つ存在したが、一方は他方にゆっくりと衝突して消滅し、その結果、現在の月には起伏の激しい側と平坦な側が生まれたという新たな説が登場した。

 月には、常に地球のほうを向いている“表側”と、地球からは見えない“裏側”があるが、両半球に違いがあることは、長らく天文学者の間で謎となっている。表側の地形は比較的高度が低くて平坦なのに対し、裏側は高くて山が多く、地殻がはるかに厚い。

 新たなコンピューターモデルによると、この違いは、月より小さな“随伴衛星”が、初期のころに月の裏側に衝突したと考えることで説明がつくという。そのような衝突が起こると、非常に硬い岩石物質が月の裏側に飛び散る結果となり、それが現在、月の高地を形成しているというのだ。

 この説が事実なら、小さいほうの月は、大きいほうの月に時速約7100キロでぶつかった計算になる。

「質量の大きい2つの物体が互いの重力に引かれてぶつかったとすると、これは考えられる限り最も速度の遅い衝突だ」と研究共著者でカリフォルニア大学サンタクルーズ校(UCSC)の惑星科学者であるエリック・アスフォーグ(Erik Asphaug)氏は話す。

 そのような比較的遅いスピードで月の裏側に衝突した場合、岩石が溶けたり、クレーターができたりするほどのエネルギーは生じなかったはずだ。代わりに、小さいほうの月の物質が、大きいほうの月の表面にまき散らされたと考えられる。

「自動車の衝突と同じで、バンパーはつぶれても互いの車体が溶けたりはしない。それと同様の現象だ」とアスフォーグ氏は言う。

2011年8月4日木曜日

熱中症になりやすいのは遺伝が関係あるかもしれない

 もし遺伝子の形で熱中症になりやすい、脳炎になりやすいというのが事前に分かれば予防や注意が出来ていいですね。
 熱中症にも種類があるみたいです。
 熱射病:日射病と呼ばれるもの。体温が上がり腎臓の機能が低下し尿が出なくなる。
 熱失神:平熱だけど顔色が悪くなり血圧が低下してくる。
 熱痙攣:平熱で手足の筋肉がピクピクしてくる。
 熱疲労:平熱で気温の高さでだるくなる。

 熱中症で高熱や意識障害に陥った患者の約半数が、特定の遺伝子の型を持っていることを、東京医科大と徳島大の研究チームが突き止めた。

 熱中症の重症化にかかわる体質がわかったのは初めて。予防や治療につながると期待される。

 この遺伝子は、エネルギー産生に関係する酵素を作る「CPT2」。研究チームは、遺伝子の塩基配列が1か所だけ違う型に着目した。この型を持つ人は40度以上の高熱が続くと、酵素が不安定になってエネルギーを作れなくなり、インフルエンザ脳症になりやすいことを徳島大の木戸博教授らが明らかにしている。

 東京医大病院に40度の高熱、意識障害または熱けいれんの重篤な熱中症で運ばれた11人を調べた結果、死者1人を含む5人(45・5%)がこの型だった。

 重いインフルエンザ脳症(46%)とほぼ同じ割合で、日本人全体の保有率(14~21%)に比べて高かった。

2011年8月3日水曜日

いのししの大量死は藻から発生した硫化水素が影響かも

 藻が腐ると危険なガスが発生するんですね。硫化水素ってたまごが腐ったような匂いのやつですよね。結構な刺激臭ですよね。動物だったら気付けばよかったのに。

フランス北西部ブルターニュ地方の海岸で最近、イノシシの死骸が多数見つかった。死因は不明だが、大量発生した藻類が腐敗し有害な硫化水素を放出したとの見方もあり、住民らの間に不安が広がっている。
 英仏海峡に面したコートダルモール県では7月26日、数カ所で計18頭のイノシシの死骸が浜辺に打ち上げられたり海に浮いたりしているのが見つかった。AFP通信によれば、一帯で見つかった死骸は7月だけで30頭を超え、地元研究機関が死因の調査に当たっている。
 ブルターニュ地方の海では、1970年代から藻類がしばしば大量発生。地元町長はルモンド紙に、町内でかつてイヌやウマが同様の状態で死んだとし、「ほぼ確実に硫化水素が原因だ」と主張する。ただ、今年除去された藻類の量は昨年並みで、多数のイノシシの死との因果関係ははっきりしない。 

2011年8月2日火曜日

寝酒は寝付きが良くなるけど睡眠の質を落とす

 確かに、一杯飲んでからだとよく眠れる気がする。しばらくここ何年か飲んでなかったけど寝る前にちょっと飲むようにしたらあっという間に眠れた。でもなんでか悪夢ばっかり見てしまう。すぐに眠りに落ちれるんだけど夢で疲れてしまうから最近はあんまり飲まないようにしてる。でも美味しかったな。BBQでもしながら昼間っから飲んだくれてみたい。

よく眠れるようにと、寝る前にビールを一杯。そんな人は多いのでは。でも、よい睡眠を得るのに、寝酒は有効なのか。

 確かにアルコールは寝付きを良くする効果がある。脳の神経の緊張をほぐす作用があるためだ。しかし、その効き目が切れるのは早い。寝酒は睡眠の質を落とすなどマイナス面の方が大きいことがわかっている。

 人は睡眠時、脳は比較的活発に活動して眠りの浅い「レム睡眠」と、脳は休んで眠りの深い「ノンレム睡眠」を約90分周期で繰り返す。しかし、飲酒はそのリズムを狂わせる。日本大学医学部教授の内山真さん(睡眠医学)は「深い眠りが少なくなり、浅い眠りが増えるという非効率な睡眠となる」と指摘する。その結果、小さな物音で夜中に目が覚めるなど、快眠が妨げられてしまうという。

 寝酒の習慣化も問題だ。脳がアルコールに慣れてしまい、今までの飲酒量では寝付けなくなるからだ。アルコール摂取量の増加につながり、最終的には「アルコール依存性睡眠障害」になる。

 それにもかかわらず、日本では寝酒をする人は多い。

 フランスの製薬企業が2002年、ドイツなど10か国の約3万5000人を対象に実施した国際睡眠疫学調査によると、日本人の5人に1人は不眠に悩んでいるが、医師に相談するのは8%と10か国で最低。反面、不眠の解消をお酒に頼る人は30%で最も多かった。

 内山さんは「睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと。悩む人はお酒に頼らず、医療機関を受診し、適切な指示を受けてもらいたい」と話している。

2011年8月1日月曜日

「睡眠の日」が3月と9月に出来るらしい

 みんな学校も仕事も休んで寝てましょう。っていう日じゃないよね。そういう日が出来たらいいのに。

 精神・神経科学振興財団(東京都小平市)は25日、日本睡眠学会と協力し、年2回の「睡眠の日」を定めたと発表した。世界睡眠医学会が「世界睡眠の日」としている3月18日と、「ぐっすり」の語呂合わせで9月3日を、春秋の睡眠の日として啓発活動を行う。
 記者会見した愛知医科大の塩見利明教授は、2008年1月に同大病院に日本初の「睡眠科」を開設して以来、内科や小児科、耳鼻科、精神科などから不眠や過眠など睡眠障害の患者を紹介され常に満杯と説明。「睡眠は栄養、運動と並ぶ生活習慣改善の3本柱の一つ」と述べ、睡眠医療は居眠り事故や自殺の防止、高血圧や糖尿病の予防・治療にも有益と話した。
 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の三島和夫精神生理研究部長は、東日本大震災後、不眠が2カ月以上続く場合は治療が必要で、慢性不眠はうつ病や生活習慣病の発症・悪化原因になると指摘。電力不足に対応した勤務時間の前倒しは、早寝早起きにつながれば悪いことではないという。