いい睡眠をとるためには朝の太陽の日差しを浴びる。
早く寝て、早く起きて日光浴しろってことですね。
でも、次の日が休みだったり予定がない日はつい夜更かしして朝寝坊したいですね。
朝寝坊も2時間くらいだったら体内時計に影響しないそうです。
この前の朝寝坊はいつもよりも9時間多く寝てしまいました。
「眠れたー」という満足感はありましたが、なんとなくダルかったな。
夜よく眠るためには、日常生活で、どんな点に気をつければいいのだろう。
睡眠医療に詳しい「むさしクリニック」(東京都小平市)院長、梶村尚史さんは「毎朝、決まった時間に起きて太陽の光を浴びることが大切」と話す。
1日は24時間なのに、体温やホルモン分泌を制御し体のリズムを整える体内時計は、25時間周期だ。真っ暗闇の中でずっと生活し続けたとしたら、毎日1時間ずつ生活時間がずれ、12日目には昼夜が逆転してしまう。
「体内時計のこのずれは太陽の光がリセット(修正)してくれる」と梶村さん。「その効果は昼間よりも朝の方が高い」と強調する。
メラトニンというホルモンも睡眠に大きくかかわっている。脳内で分泌され、中枢神経に作用し眠気を引き起こす働きがある。
メラトニンは太陽の光を浴びて14、15時間ほどたつと出始める。朝7時に起きた場合は、夜9~10時頃ということになる。
深夜に多く分泌され、夜明けとともに減っていく。太陽の光を多く浴びた方が分泌量は増えるとされている。
早寝早起きは理想だが、夜勤などで睡眠時間が日中にずれてしまう人もたくさんいる。睡眠が理想通りにいかない場合はどうすればいいのだろうか。
梶村さんは「望ましい生活リズムを作れない人は、体に負担がかかっていることを自覚し、食事に気を配ったり日中に短い睡眠をとったりし、体をいたわることを心がけてほしい」と話している。
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