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2011年4月30日土曜日

フクイとは異なるイグアノドン系の骨発見!

 また福井県で恐竜の骨の化石が発見されたそうです。福井は恐竜が住んでたなんて凄いですね。でも見に行くには遠すぎる。もうちょっと近場で化石見つからないかな。近くの県で発見された原人は嘘だったし。親指が特徴的なイグアノドン系の化石が日本にもあったなんてちょっとなんか嬉しい。

 福井県立恐竜博物館は22日、同県勝山市北谷町の白亜紀前期(約1億2千万年前)の地層・手取層群北谷層で、イグアノドン類の恐竜の下あごの骨の化石が見つかったと発表した。同じ地層で見つかっているイグアノドン類のフクイサウルスと比べて形状が異なり、新種の可能性が高いとしている。

 昨夏の調査で発見。化石は下あごの左右一対で、右側は長さ26センチ、高さ12センチ、幅4.7センチ。左側は幅が3.7センチ。同一個体の恐竜の化石とみられる。歯槽はそれぞれ21本分あり、計15本の歯が残っていた。

 イグアノドン類は白亜紀の2足歩行の草食恐竜。化石にはイグアノドン類の特徴がみられるが、平成元~5年の調査で見つかったフクイサウルスと比べ、ほっそりとしている。

 東洋一特別館長は「同じ発掘現場で異なるイグアノドン類が確認されたのは日本で初めて。多様な恐竜が生息していたことを示す貴重な資料」と話している。化石は23日~5月10日に展示される。

2011年4月29日金曜日

インフルの再流行 もう5月なのにね

 私は東北地方ではないですがウチの近所ではインフルがまだ流行ってます。学級閉鎖もまだやってるらしいです。
 今流行ってるのはB型。これは大人にはうつりにくいってドクターが言ってたらしいです。免疫下がってるっぽいから注意しよう。

東北地方を中心にインフルエンザの患者が再び増え始め、この時期としては過去10年で2番目に高い水準となっていることが、国立感染症研究所の調査で分かりました。

国立感染症研究所によりますと、17日までの1週間に全国5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者は、1か所当たり6.42人と、前の週を0.07人上回り、3週間ぶりに増加に転じました。患者は全国の24の都道府県で前の週より増え、この時期としては過去10年で2番目に高い水準だということです。特に増加が目立つのは東北地方で、1つの医療機関当たりの患者は、青森が8.44人、山形が6.79人、秋田が5.69人と、前の週を1.11人から2.37人上回りました。岩手と宮城、それに福島の各県は、震災の影響で正確なデータを把握できない状態が続いていますが、同じように患者が増えている可能性があるとしています。検出されるウイルスはこれまで少なかったB型が半数を占め、患者が増える要因になっているとみられています。国立感染症研究所の安井良則主任研究官は「流行は大型連休明けごろまで続くとみられる。特に多くの人が集団で生活する被災地の避難所では、疲れなどから感染が広がりやすい状態になっているおそれがあるので、手洗いやマスクの着用などの対策を改めて徹底してほしい」と呼びかけています。

2011年4月28日木曜日

スギ・ヒノキ花粉が終息に近づいてきた

 今年は少し気になったかな。花粉。
 それほどひどくはないけど、大量発生する年は反応してしまいます。
 今年の花粉は薬とマスクで乗り切れた。夜も眠れたし。
 猫アレルギーは治ってないらしい。
 つい猫を抱っこしてしまいブツブツとくしゃみが止まらなくなった。

 環境省は22日、スギとヒノキの花粉飛散が5月中旬には終息するとした予測を発表した。地域別では、西日本から関東、北陸、東北地方の福島県までは5月上旬ごろ、同県より北は同中旬に終息する見通し。
 今年は飛散の開始時期が遅く、量も全国的に多かったことから、昨年と比べると終息の時期は2週間から1カ月程度遅くなる。特に多かった東海地方では、名古屋市のように総飛散量が昨年の40倍近くに達した地域もあった。 

2011年4月27日水曜日

これから30年間くらいは予断を許さない地殻

 まだこれから大きな地殻変動が起こりそうなことをこの前テレビで見た。いろんな大学の先生や地震研究をやってる専門家がこれから大地震が起こる確率について10年以内という意見が多かった。毎回、地響きが聞こえてくるたびに身構えてしまう。色んなプレートが日本に向かってきている説明をしていた。なんかそれを見ると日本が凹むというより盛り上がっていくように見えた気がした。自分が住んでる地域がめちゃめちゃ標高が高くなりそうな感じだった。

 東日本大震災で起きた地殻変動の影響で、首都圏の地盤に力が加わり、地震が起きやすい状態になっているとの解析結果を、東京大地震研究所のグループが22日、発表した。
 解析結果は、大震災後に発生した地震の分布ともほぼ一致している。同研究所では、国の地震調査委員会が今後30年間に70%の確率で起きると予測しているマグニチュード7級の南関東の地震が誘発される可能性があるとして、注意を呼びかけている。
 同研究所の石辺岳男・特任研究員らは、首都圏で過去24年間に起きた約3万の地震で破壊された領域が、大震災でどのような影響を受けたかを解析。地震が起きやすくなる力が働く領域は約1万7000で、起きにくくなる領域の約7000よりも多いことが分かった。震源が30キロよりも浅い地震は静岡県東部から神奈川県西部で、30キロよりも深い地震は茨城県南西部、東京湾北部で起きやすくなっていることが判明した。

2011年4月26日火曜日

バイオエネルギー村を作る

 発酵させて発生するバイオガスを燃やし電気と熱が生まれる。生物から自然に得られる自然界循環型のエネルギーですね。温暖化防止にも非常に有効です。このバイオマスエネルギーの消費量が年々少しずつですが高くなってきています。日本でもエコエコって言ってますがドイツみたいに行動しなきゃ。

ドイツでは、自然エネルギー源の最終エネルギー消費量に占める割合が、2000年には3.8%であったのが、2010年には11%に伸びている。電力分野だけを見れば、この割合は6.4%から17%にも増えている。こういったダイナミックな増産を根元で支えているのが、地域に密着して自然エネルギー事業を実現する会社や組合たちだ。熱や電気を自給する「バイオエネルギー村」も広がりつつある。

 南ドイツ、ボーデン湖地方で活動するソーラーコンプレックス株式会社も、そのようなエネルギーサービス会社である。2000年に20人の地域住民が、3.75万ユーロを出し合って設立した。目標は、2030年までに人口48万人の同地方の熱と電力を、自然エネルギーにより供給することだ。設備の計画、建設、運転までを一貫して手がけ、扱う技術は太陽光発電、水力、風力、バイオマス各種、地域暖房と幅広い。

年分配利回り5%の同社の株は、「エコロジー的に有意義で、長期的に価値を保てる投資」として、地域の住民や中小企業から人気を集めている。2010年には株主数は700に、株式資本は500万ユーロ(約6億円)に増えた。これまでの自然エネルギー事業への投資額は7000万ユーロ(約84億円)に上る。それらの設備は、一年で約6000世帯分の電力消費に相当する電気2200万kW時と、暖房・給湯用の熱2500万kW時を生産している。

「(2030年までのエネルギー自立は)技術的、経済的には可能です。一番大きな障害は人間の頭です」と、同社の経営者であるベニ・ミュラーさんは語る。

このソーラーコンプレックス社が力を入れているのが「バイオエネルギー村」の普及だ。バイオマスを中心とした自然エネルギー源により、熱と電気を自給する農村のことで、ドイツには56村ある。同社でもこれまでに5村を実現しており、毎年2村のペースで増やす計画だ。

その1つが人口430人、100世帯の暮らすマウエンハイム村。2006年にバイオエネルギー村になった。きっかけは村の二軒の農家が、副収入源としてバイオガス発電を始めようとしたことだ。

「計画の当初から発電の際に生じる廃熱をどう利用するか、ソーラーコンプレックス社に相談していました。そこからバイオエネルギー村を作ろうというプロジェクトに発展したのです」と、農家のエーリッヒ・ヘンニガーさんは語る。農家とソーラーコンプレックス社が協力して、住民と自治体を説得。エコロジカルなうえに、魅力的な熱料金に住民の心は動いた。バイオエネルギー村では、熱価格が灯油やガスと比べると10%以上安い上、20年間に渡り安定しているのだ。

村の端には、バイオガス・コージェネ(熱電併給設備)と木チップボイラー設備が設置された。家畜の糞尿やエネルギー作物を発酵させて得られるバイオガスを燃やすコージェネが、通年して電気と熱を生産する。熱需要の大きくなる暖房期には、これに加えて、間伐材や端材を燃やすチップボイラーを運転する。作られたお湯は、道路下に埋設された配管網を通じて各建物に供給され、暖房と給湯に用いられる。さらに、出力200kWの太陽光発電も設置された。

こうしてマウエンハイム村は、村の電力需要量の9倍の電気を生産し、固定価格買取制度を利用して売電。熱については自給できるようになった。地域のエネルギー源に切り替えることで、以前村で消費されていた年30万リットルの灯油に支払っていた金が、今では地域の林業や農業を潤している。そして村の世帯の1割が、ソーラーコンプレックス社の株主になった。

地域の自然エネルギー事業に参加すると、住民としても投資者としても得するモデルを提供し、成功するソーラーコンプレックス社。そもそもこういったビジネスが成立する背景には、ドイツの自然電力に対する優れた固定価格買取制度や、銀行による熱設備への低利子融資制度があることも忘れてはならない。

2011年4月25日月曜日

家畜・ペットが原発20km圏内に取り残されている

 原発が大変なことは分かりますが被災地や原発避難指示区域にはまた動物がたくさん取り残されているそうです。レスキューの方やボランティアの方が被災地には救助活動しています。原発区域の動物は助けることができません。地震から1ヶ月。かなり厳しい状況でしょう。被災者への援助もまだまだですが被災動物たちもなんとかしたいです。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、避難指示区域(原発の20キロ圏内)に牛約3000頭、豚約3万匹、鶏約60万羽が取り残されたことが19日、福島県の調べでわかった。

 避難指示から1か月以上が過ぎ、すでに多数が死んだとみられる。生き残っている家畜について、畜産農家らは「餓死を待つなんてむごい。せめて殺処分を」と訴えるが、行政側は「原発問題が収束しないと対応しようがない」と頭を抱えている。

 県によると、20キロ圏内は、ブランド牛「福島牛」の生産地や大手食品メーカーの養豚場などがあり、畜産や酪農が盛んな地帯。しかし、東日本大震災発生翌日の3月12日、同原発1号機が爆発し、避難指示が出たため、畜産農家や酪農家は即日、家畜を置いて避難を余儀なくされた。

2011年4月24日日曜日

瓦礫をエネルギーに利用

 思い出がいっぱいの木もあるでしょう。捨てられない性格の自分としては「ガレキ」になってしまっても残したい気がしてしまいます。でも焼却されてしまうんならエネルギーにしてもらった方がいいのかもしれません。各地のゴミ処理場も少しでもエネルギーを作れるようになったらいいのにな。

 林野庁は19日、東日本大震災の被災地にある大量のがれきをバイオマス(生物資源)発電などで有効活用する事業を実施する方針を固めた。2011年度第1次補正予算に3億円程度を盛り込む方向で調整している。

 政府の推定によると、がれきは家屋によるものだけで2500万トンあり、その約8割が木材とみられている。木材をバイオマス発電に使うには、5センチ以下の木くずにする必要があり、市町村や業者が被災地での利用のために移動式の木材破砕機を購入する際、2分の1を補助する。破砕機の価格は1時間当たりの処理能力で異なるが、数千万円と言う。

 バイオマス発電所は全国に100カ所程度あり、民間企業が運営。木くず10万トンで年間1万キロワットの発電が可能とされる。福島第1原子力発電の事故で今夏の電力不足が懸念される中、バイオマスの発電能力を向上させて対応する狙いもある。

 発電だけでなく、木くずを接着材と混ぜて板にする「木質ボード」としての有効活用も見込む。木質ボードは住宅の床材や壁材などに使われている。

 がれき処理そのものは、環境省の災害廃棄物処理事業費として3000億円程度が計上される方向だが、ほとんどが焼却される見通し。林野庁はがれきの木材のうち、少なくとも1~2割を有効活用したい考え。すでにバイオマス発電所で自家発電している業者や木質ボードメーカーなど6カ所から、木くずを引き受ける申し出があると言う。

2011年4月23日土曜日

広い地盤沈下地域で冠水被害 大潮も影響

 報道で被災地が冠水しているのを見ました。去年のゲリラ豪雨で床上浸水しかかったのであの水が迫ってくる恐怖は少しは分かる気がします。この前の雨の日もすごい冠水してました。復興に向けてみなさん必至な時に大変でしたね。にしても太平洋プレートどころが各プレートの境界で地震がよく起きてますね。

 東日本大震災による地盤沈下は、岩手県から千葉県までの太平洋沿岸部の広い地域で確認され、国土地理院によると、震源地に近いほど被害が大きくなっている。気象庁によると、16日から24日は、干満の潮位差が大きくなる「大潮」。満潮時には沈下した沿岸部で浸水や冠水が発生し、捜索や復旧作業の妨げになる恐れが高まっている。

 GPS(衛星利用測位システム)を使った国土地理院の調査では、宮城県石巻市の牡鹿半島で最大116センチ沈下していたほか、岩手県で77センチ、福島県で50センチ、茨城県で46センチ、千葉県で15センチの沈下を観測した。今月5~10日に岩手、宮城、福島各県で行った実地調査でも、宮城県石巻市で78センチ、同県気仙沼市で74センチ、岩手県大船渡市で73センチなど、調査した28カ所すべてで沈下を確認した。

 同院によると、太平洋に位置する海底プレートが隆起した反動で、陸側の地盤が軒並み沈下。プレートのずれが南北約400キロと大規模だったことから、地殻変動が広範囲に及んだ。

 宮城県内の自治体では、冠水を防ぐために側溝の整備を行う臨時職員を増やすなど対策を進め、6月の梅雨入り前には作業を終えたい意向を示している。

2011年4月22日金曜日

自販機の年間消費電力は原子力発電所1ヶ所分

 自販機の電気代は約20000円くらいするそうです。省エネモードにしても10000円くらいの電気代が発生します。この電気代をジュースで売却するためには1日に60本くらい売り上げなくてはならないそうです。よく自販機を利用してますが今年の夏はいらないです。それじゃ困る人もいるだろうから主要銘柄だけ1つの自販機にまとめて売っちゃえば?という訳にもいかないよね。

 日本国内には極めて多くの自動販売機が設置されており、深夜も時間を問わず、清涼飲料水や菓子類を購入することができます。国内の自動販売機設置台数は500万台近くを数え、消費電力は2000年まで、8,000,000,000kWh(80億kWh)を超えていました。24円/kWhで換算すると、年間1,920億円の電気代を支払っていることになります。(2005年普及ベース・日本自動販売機工業会の推計では66億4千万kWhです)

 ※自動販売機を設置している環境すべてが低圧受電ということはなく、高圧受電環境では14円前後、特別高圧受電の環境では11円前後の電気代まで低減されますので、1,920億円は低圧受電による参考値です。

自動販売機1台あたりの消費電力は、概ね500W~1,000W程度です。自動販売機には商品の視認性を高めるため、40W蛍光灯が2本から3本程度内蔵されており、商品を冷却したり、加熱したりするための圧縮機を内蔵しています。これらが常時運転しているため、自動販売機の消費電力は比較的大きくなります。

また自動販売機の特性上、24時間誰が購入するかわからないため、常に冷却や加熱を続けなければならないことも、自動販売機の消費電力を押し上げる一因となっています。

例えば、自動販売機500万台について、単純に1台あたりの消費電力を1.0kWとした場合、500万kWの電力を消費していることになります。福島第一原子力発電所1号機から6号機まで全ての定格電気出力合計が469万kWですから、概ね原子力発電所1つの消費電力を、自動販売機が使用しているとも言えます。

ここでは、自動販売機が瞬間的に必要とする消費電力を1.0kWと仮定しており、多くの自動販売機の定格消費電力は500W程度が主流となっています。外気温が低い場合の加熱運転・外気温が高い場合の冷却運転は、インバータの負荷が増大するため、定格電流値よりも大きな電流が流れることがあります。

発電設備は、瞬間的な負荷に対して電力を供給しなければならないので、定格消費電力が低減されていても、インバータによる瞬間的大電流には発電設備能力を追従させる必要があり、電力会社は大きな発電設備を用意しなければならず、特に夏季はエアコンによる消費電力と重なり大きな負担になっています。

2011年4月21日木曜日

脱トランス脂肪酸のお菓子

 美味しいと思うものによく含まれているトランス脂肪酸。スナック菓子系にも漏れなく含まれていました。スナック菓子は油で揚げシーズニングという魔法の美味しい粉を振りかけて作ります。今回発売されることになったものは乾燥させて高温の鉄板で圧縮することにより素材に含まれる水分から熱エネルギーが発し水蒸気がなくなりサクサクの食感が得られるそうです。ポップコーンと同じ原理ですね。低カロリーで健康的なスナック菓子。早く味わってみたいですね。


 心臓疾患との関連が指摘されるトランス脂肪酸を含む食品をめぐり、対応を強化する動きが広がってきた。サッポロホールディングス傘下のサッポロファインフーズは、スナック菓子「ポテかるっ」で含有量が「フリー」の表示を認められる水準を実現。6月販売分からパッケージに明記する。小売り大手のセブン&アイ・ホールディングスも同脂肪酸を含む食品の販売抑制に取り組む方針だ。

 トランス脂肪酸は、マーガリンやマヨネーズ、揚げ物など油脂を含む食品に含まれ、風味や食感を高める効果がある一方、大量に摂取すると心臓疾患や動脈硬化の原因になるとされる。米国では2006年に食品医薬品局(FDA)が含有量の表示を義務づけたほか、外食大手が原材料を含量が少ない油脂に切り替えるなどの対応が進んでいる。

 日本でも今年2月、消費者庁が含有量についての表示基準を公表。製品に同脂肪酸を「無」「ゼロ」「フリー」と表示するには、食品100グラム当たり0.3グラム未満であると同時に、同様の健康被害をもたらす恐れが指摘される飽和脂肪酸も熱量の10%未満にするなどの条件がある。

 サッポロが09年3月に投入した「ポテかるっ」は、通常のポテトチップスの半分以下にあたる1袋138キロというカロリーの低さが特徴。今年3月にリニューアルした新商品では、ポテトに調味料を付着させるために使う油の種類や製法を改善し、菓子類で珍しい「トランス脂肪酸フリー」を実現したという。

 同社は「健康を管理しながら菓子を味わってもらえる」(経営企画部の矢ケ崎宏マネジャー)と強調しており、新商品などで順次表示していく方針だ。

 一方、セブンは同脂肪酸をほとんど含まない独自ブランド商品づくりを進め、納入メーカーにも協力を働きかける予定。ダスキンが展開する「ミスタードーナツ」は既に含有量が少ない独自の油を導入。10年以上前から取り組むハウス食品も、スナック菓子などで低減化を図ってきた。健康志向の高まりを受け、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸への対応を強化する動きは加速しそうだ。

2011年4月20日水曜日

遠く離れた西湖でも共振現象

 各地で近く変動が起きているようです。遠く離れた湖でも共振現象で津波が起きたり。川も水位がめちゃめちゃ高くなってたし。まるで川を這いあがってきているようでした。地震はいろいろなことを起こしますね。それにしてもマグニチュード7レベルの地震が多すぎます。これが大震災なのですね。

東日本大震災が発生した3月11日、震源地から約450キロ離れた山梨県富士河口湖町の西湖(さいこ)で、湖面がうねり、波高が1メートルに達する津波に似た珍しい「共振現象」が起きていたことが18日、分かった。同町では震度5弱を観測している。

 「突然、目の前の水位が上がり始めた。ザザーという音とともに湖水が(湖岸の)溶岩塊を登った。波というより湖岸の水位が1メートルぐらい盛り上がったように見えた。波ならすぐ引くが、このときは水位がゆっくりと上がり、ゆっくりと下がった」。当日、西湖でボートで釣りをしていた山梨県笛吹市の会社員、小原健一さん(35)はこう振り返る。

 湖の北岸でレストランを経営する渡辺保一(やすいち)さん(63)は、近くに住む叔父の連絡で湖の異常を知った。湖畔に出ると既に第1波の後で「何度か津波のような大波が続いた」という。渡辺さんは「波はゆっくり来てゆっくり戻った。浜にあったボートが沖に流され、貝や小魚が浜に打ち上げられた。湖畔から沖合40~50メートルの幅で湖水が濁っていた。引き波が浜の砂をさらったようだ」と話す。

 近くの船宿では、鉄骨製の重さ200キロのボート台が引き波で湖側に引きずられた。

 山梨大の鈴木猛康(たけやす)教授(地震工学)は「地震で山梨県内では約10センチの地殻変動が起きている。湖の形状と揺れの周期の条件が合致すると、地震のエネルギーが増幅される共振現象で津波が起きる。この現象が西湖で起きたようだ」とメカニズムを分析する。

 鈴木教授は例として「水を入れたたらいを振ると波が起き、波とたらいの揺れの周期が重なると波は大きくなる」と説明。これは地形と地震の周期の条件が一致しなければ起こらない現象という。

2011年4月19日火曜日

節電意識が高まり太陽光発電住宅が注目される

 今回の計画停電で太陽光発電を設置した家庭から問い合わせが殺到したそうです。太陽光発電の知り合いに聞いたところ停電の時はパワコンに付属したコンセントが使えるそうなのですが30分くらいで切れてしまうそうです。太陽光発電って家のどこかに電気をためておいて使えるのかと思ってました。ためてある電気を使うためには電力会社から送られる系統電力が必要だそうです。なんだ。

 東日本大震災に伴う計画停電の実施によって、自宅で発電する太陽光発電住宅の存在感が高まっている。計画停電が実施されてから、住宅会社には購入した利用者から停電時の発電方法などについて問い合わせが増えているほか、節電意識が高まることで新規の受注増にも期待する。戸建ての太陽光発電付き住宅は、政府の補助金が復活した2009年から伸びてきたが、震災をきっかけとして普及速度が高まる可能性もある。

停電時に使えない?太陽光発電、操作周知にメーカー躍起

 計画停電の発表に合わせ、住宅各社には太陽光発電住宅の居住者から問い合わせが相次いだという。停電時に太陽光だけで一部の電力を賄う「自立運転機能」の使い方が十分に浸透していなかったためだ。

 自立運転モードの発電量は、太陽光が通常発電する量の約3分の1の1.5キロワット。日照時に停電した場合、テレビを見たり携帯電話の充電は可能で、冷蔵庫も機種の大半は使える。夏場の場合、エアコンの一部も使えるとみられる。

 「今後は『光熱費がどうなる』といった側面に加え、『バックアップ』『自己防衛』という観点から太陽光住宅商戦がさらに盛り上がる可能性が高い」と指摘するのは、積水化学工業住宅カンパニーの技術部環境・快適住宅推進Gの塩将一主席技術員だ。同社は太陽光発電住宅の納入実績でトップの実績を持つ。

 太陽光住宅の特徴は、停電時のバックアップ機能だけではない。同住宅の大半はオール電化だが、割安の深夜電力を利用する給湯器も活用できる。400リットル程度の給湯器にお湯を貯蔵すれば、断水時に大きな武器となるという。

 積水化学の場合、新築住宅販売に占める太陽光発電の搭載比率は08年度に52%だったが、09年度は77%に拡大。10年度も第3四半期(10~12月期)までに76%と高水準で推移している。東日本大震災を機にこの比率が高まる可能性もある。

 ただ、停電に対する本格的なバックアップ機能を求めるには課題もある。太陽光が弱い時間帯や曇りや雨のときは十分に発電能力を発揮できないため、晴天時に発電した電気をためる蓄電技術が必要となる。

 こうした実情を踏まえ、積水化学はNECと提携し、家庭のエネルギー消費量を把握できる装置を実用化したうえで、将来的には蓄電システムとの連携を目指す。

 太陽光発電システムの価格は1棟当たり200万円強。量産効果などでコスト低下が続くとはいえ、依然、手が出にくい水準だ。ただ、計画停電などによって一般の節電意識が高まれば、需要増によってコスト低下が早まる効果も期待されている。

2011年4月18日月曜日

事故を過小評価しすぎ

 事故直後はすぐに放射能を止められるとでも甘く考えていたのでしょうか。報道で5とか6とか聞いていたのでチェルノブイリよりは大丈夫なのかと思っていたのですが同じレベルなんですね。チェルノブイリなんて最悪の事故ですよね。会見でもなんとなく情報を隠している感がありましたよね。

福島第一原子力発電所の事故の国による評価は、事故発生直後の「4」が3月18日に「5」に、そして20日以上たった4月12日になって最悪の「7」に変わった。

 専門家からは「国は事故を過小評価しようとしてきたのではないか」との批判の声も上がっている。

 原子力安全委員会によると、外部に出た放射性物質の大半は、1~4号機で水素爆発や火災などのトラブルが相次いでいた3月15日頃までに放出されていた。15~16日にかけ、放射性物質の放出総量が跳ね上がっており、安全委は2号機の圧力抑制室が15日に損傷し、大量の放射性物質が放出された結果と見ている。

 当時、すでにフランス原子力安全局は「6」、米民間機関「科学国際安全保障研究所」も「6または7」との見解を示していたが、保安院は「健康にかかわるものでない」として見直す姿勢は見せなかった。

 しかし、18日には国際世論に押されるように「5」に変更した。保安院の西山英彦審議官は「圧力や温度などが大きく変動し、評価が難しかった」と弁明。その後は「6にするには早い」と繰り返してきた。

2011年4月17日日曜日

最高齢のイリオモテヤマネコ

 交通事故でけがをしてからずっと保護されていたイリオモテヤマネコだそうです。これまで交通事故に遭ったヤマネコは52ひきいるそうです。希少な生物がまた減ってしまいました。ヤマネコは冬になると活発になるそうです。冬の間イリオモテヤマネコ冬の交通安全キャンペーンが行われているそうです。動物は急に飛び出してくるから困ります。この間人でも渡れなそうな大きな通りを渡っている猫がいました。チャレンジャーです。

環境省西表野生生物保護センターで約14年8カ月飼育されていたイリオモテヤマネコの「よん」(雄)が9日午後10時59分に死んだ。
飼育期間は過去最長。推定年齢は15歳1カ月で、確認されているイリオモテヤマネコで最長寿だった。ヒトの年齢に換算すると100歳を超える大往生だった。
 よんは1996年8月6日、西表島の県道で交通事故に遭ってけがをしているのを発見された。後遺症で野生復帰が困難と判断されたため、同センターがイリオモテヤマネコの研究や普及啓発を目的に飼育していた。交通事故に遭って生き延びた唯一のイリオモテヤマネコでもあった。
 2010年12月に体調を崩して生命が危ぶまれたが、その後回復。徐々に運動機能も取り戻したものの、4月5日から再び体調が悪化していた。死骸は死因究明などのため鹿児島大学農学部に移送した。

2011年4月16日土曜日

活発な余震 この1ヶ月でM5以上が410回起きている

 なかなか余震が衰える気配がありませんね。通常の2.6倍だそうです。だんだん南下してきているようです。
 この前の少し大き目な余震で食器棚の中が崩れ 気が付かずに扉を開いてしまいました。
 これからもまだ続きそうなので少し片づけておかなくては。

東日本大震災で、強い揺れの余震が収まらない。11日のマグニチュード(M)7・0に続いて12日もM6を超える大きな余震が立て続けに被災地を襲った。気象庁のまとめでは、12日午後3時現在で、M5以上の余震は410回を数えた。日本で1年間に発生する平均数(155回)をわずか1カ月余で上回り、平均の2・6倍に達した。気象庁や専門家らは、世界最大級のM9もの本震で地殻のバランスがくずれ、放出された巨大なエネルギーの影響がなおも続いていることが相次ぐ余震の背景にあると見ており、警戒や注意を呼び掛けている。

 気象庁によると、東日本大震災後の3月20日から4月10日の震度1以上となった余震の回数は1日当たり33~100回で推移している。4月7日には宮城県沖でM7・1(最大震度6強)の余震が起きたほか、11日には福島、茨城両県でM7(同震度6弱)の余震があり、福島県浜通りを震源とする有感の地震だけで30回を超えて発生した。

 12日も千葉県沖でM6・4(同震度5弱)など余震が相次いだ。気象庁では東日本大震災の余震域を東西約200キロ、南北約500キロと広範囲に及ぶと見て、「大規模な余震は今後、どこで起きてもおかしくない。震度7の想定も必要だ」と依然、警戒が必要だと注意を呼びかける。

 強い余震が続く要因について、東京大地震研究所の纐纈(こうけつ)一起教授(応用地震学)は「余震というのは、本震でできた断層のずれやひずみなどが、その後さらにずれて発生する。東日本大震災は巨大な地震だったため、ずれも大きく、箇所も多くあるので各地で大きな余震が起きている。余震は本震よりもM1くらい小さいものになるのでM7の余震が起きても不思議ではなく、M5以上の余震の数はおのずと多くなる」と指摘。この上で「これだけ大きな規模の本震なので、余震は少なくとも数カ月、場合によっては年単位で続くことが予想される」と分析している。

 気象庁はさらに、12日から3日以内にM7(同震度5強)以上の地震が発生する確率を10%と推定。12日の会見でも「これまでの本震や余震で揺さぶられ、家屋や構造物が傷んでいる場合もある。同じ揺れでも危険性はより高くなるので十分に注意してほしい」と呼び掛けた。

 大きな津波についても、東北大地震・噴火予知研究観測センター長の海野徳仁教授(地震学)は「東日本大震災の津波は広範囲の海底が短時間で変動して発生した。今後もM8程度の余震が海底で起きた場合には、大きな津波が来る危険があり、引き続き注意が必要になる」として震源が海底となる余震に警戒が必要だとしている。

2011年4月15日金曜日

国内で初、10代前半の脳死判定を受けた男の子の臓器が各地で生き続ける

 亡くなった男の子の家族は辛いでしょうね。痛い思いをして脳死判定を受けてそのあと身体の中を取り出されてしまう。
 そのままにしておきたいようなでもどこかで誰かの身体の中で生き続けていて欲しいような。
 ニュースを見ながら家族と話し合いました。難しいですね。

改正臓器移植法に基づき国内で初めて15歳未満で法的脳死と判定された10代前半の男子の臓器摘出手術が13日午前、終了した。臓器は全国5病院に搬送された。このうち、「18歳未満の提供者からの提供先は18歳未満を優先する」という国の基準が初めて適用された心臓移植が大阪大病院で終了するなど、各病院で準備が進められた。

 12日午後11時ごろ、男子の脳死判定を行った関東甲信越地方の病院に、移植施設側の医師が集合。臓器の摘出は13日午前4時2分に始まり、同日午前7時半ごろまでに終わった。

 心臓は、心室の筋肉が硬くなり拡張しにくくなる拘束型心筋症の10代男性に移植される。チャーター機で大阪(伊丹)空港に着いた阪大医師ら2人がクーラーボックスを持って赤色灯の付いた緊急車両に乗り、午前7時20分に阪大病院に到着。移植手術が午前中に終わった。

 両肺は東北大病院で50代女性、肝臓は北海道大病院で20代男性、膵臓(すいぞう)と片方の腎臓は藤田保健衛生大病院(愛知県)で30代女性に移植される。もう一つの腎臓は当初、新潟大病院で40代男性に移植される予定だったが、男性側の医学的理由で手術を断念、東京女子医大病院で60代男性に変更された。

 日本臓器移植ネットワークによると、男子は交通事故で頭部に外傷を負った。家族は、主治医から回復の見込みがないと説明を受け、11日に脳死臓器提供を決意。脳死判定と臓器摘出を承諾する書類を移植ネットに提出した。男子は生前、家族と臓器提供について話し合っていなかったが、提供を拒否する意思も示していなかった。12日午前7時37分、法的脳死と判定された。

 15歳未満からの脳死臓器提供は、昨年7月に全面施行された改正臓器移植法で可能になった。

2011年4月14日木曜日

歯ブラシがない時はティッシュや綿棒などで口腔内を清潔にしましょう

 口の中はきれいにしておかないと。大事な菌もいるみたいだけど口の中はあっという間にいらない菌が増えるらしいです。
 口腔内の菌ってたまごぼうろが好物だと思います。

東日本大震災の被災地では断水や歯ブラシ類の不足で歯磨きができず、口内環境が悪化しがちだ。口臭や虫歯だけでなく、口の中で繁殖した細菌が誤って肺に入って起こる「誤嚥性(ごえんせい)肺炎」やインフルエンザに感染する恐れもある。物資の少ない環境でできる「口腔(こうこう)ケア」を紹介する。
被災地を巡回した歯科医によると、避難所で暮らす被災者からは「歯ぐきが腫れた」「義歯をなくした」といった相談から、「歯ぎしりがひどいのでマウスピースを作ってほしい」といった集団生活ならではの悩みも寄せられたという。
 松島海岸診療所(宮城県松島町)の嘱託歯科医師、井上博之さん(64)は震災発生から12日目、東松島市の小野地区で要介護者らを診察。入れ歯の利用者の多くは震災以降、入れ歯をつけっぱなし。利用者からは「洗浄剤はないですか」と切実な訴えがあったという。診察前には既に肺炎で入院した人もおり、誤嚥性肺炎の可能性があるという。
 高橋歯科医院(東京都品川区)の高橋美貴医師(32)は「とにかく口内の食べかすや歯垢(しこう)を取り除いてほしい」と呼びかける。歯ブラシがなくても「ティッシュペーパーや綿棒、スポンジなどで歯のぬめりや、(雑菌の多い)舌を掃除することができる」。歯磨き粉はうがいですすぐ前提の商品がほとんどなので、水がない場合は使わない方がいいという。
 ブラシだけでも
 井上医師によると、被災地には徐々に歯ブラシは届きつつある。「日頃、歯磨き粉を使っている人は慣れないかもしれないが、歯ブラシだけでも口の中を清掃するには十分。すみずみまでよく洗って」と呼びかける。
 非常時用のグッズも販売されている。口腔ケア商品のハニックス(千代田区)では、歯の汚れを拭き取るウエットペーパー「クールウェイブ ペーパー歯磨き クールミント5包」(315円)を被災地に3万個送った。表面がでこぼこのメッシュ構造で、清涼剤が配合されている。
 新百合山手アクザワ歯科医院(川崎市麻生区)の阿久澤信人院長(45)は「ペーパー類は入れ歯の洗浄にも有効」と話す。ペーパーの先を細かくこよりのようにし、入れ歯のかみ合わせ部分を磨く。指に巻き付ければ歯ぐきも磨きやすく、他人が要介護者の口に手を入れて使うのにも便利だ。
 現地では野菜や果物が不足しており、阿久澤院長は「支援の食事はパンやご飯など歯の間に詰まりやすい」と指摘。歯ぐきの腫れなど悪化を食い止めるために洗口液の支援も望ましいとしている。
意識と知識が必要に
 阪神大震災や新潟県中越沖地震などで被災者の口腔ケアに取り組んできた、神戸常盤大短期大学部口腔保健学科の足立了平教授(57)は「今回の震災では歯科医療関係者の機運は高まっているが、一般の人に口腔ケアの知識や意識がない」と指摘する。被災地で歯ブラシを配っても「歯ブラシどころじゃない」と使ってもらえないケースが起きているという。
 阪神大震災の震災関連死922人のうち、223人が肺炎で死亡したという。足立教授は「恐らく、多くは誤嚥性肺炎。口腔ケアをすることで半数の人は助かったのではないか」と分析。「虫歯予防というだけでなく、命を助けるためのケア」と位置付け、啓発を行っている。

2011年4月13日水曜日

震災・津波を受けながらもペンギンの赤ちゃんが生まれた!

 水族館にも津波が押し寄せ水族館の大事な水を循環させるポンプが水没してしまい水質が悪化し動物が死んでしまいました。ビーバーも津波に流されてしまったそうです。あの津波でもビーバーは浮いていられたかな。乳牛が帰ってきたんだからいつかビーバーも帰ってきてくれることを祈ってます。

 津波で動物を失いながら、20日に再開する「マリンピア松島水族館」(宮城県松島町)で、ペンギンの赤ちゃんが誕生した。

 2日夕方、飼育員が卵の様子を見に行くと、体長10センチほどのケープペンギンの赤ちゃんが、卵の下でうずくまっていた。「よく頑張った。復興の象徴になってほしい」と喜びに沸いた。

 同館は国内で最も歴史のある民営水族館の一つで、85年にマンボウの長期飼育で当時の世界記録を樹立。89年にはイロワケイルカの繁殖に日本で初めて成功した。

 だが震災による津波で水を循環させるポンプが故障。飼育員がポンプを組み立て直すなどしたが、水質が悪化し温度調整もできずマンボウやコマッコウクジラが死んだ。震災後、歩き方が変わった動物や、おりに寄りかかって怖がるアシカも見かけるという。

 今も近くの沼から淡水をくんだり、水槽の水を鍋で沸かして戻すなどして、復旧作業は急ピッチ。20日から、被災者の笑顔を取り戻そうとがんばっている。

2011年4月12日火曜日

対象外の地域もところどころでは液状化の被害が凄いらしいです

 海の上だから仕方ないか。でもこわいですね。某パークの周辺も凄かったみたいですね。地震当日行ってた人はパークから出られず帰ってきたのが次の日の朝8時だったそうです。近々再開するらしいけど液状化も心配だけど電力不足が心配。

 東日本大震災で、液状化現象が関東地方から東北地方まで、過去最大規模の広範囲にわたって発生していたことが6日、地盤工学会の現地調査で分かった。揺れた時間の長さが一因とみられ、沿岸部の住宅地を中心に被害が拡大した。中には自治体が「危険度が低い」と認定していた地域で被害が出たケースもあり、液状化対策の抜本的な見直しを迫られそうだ。
 液状化は、水分を含んだ砂質の地盤が地震の震動を受けて液体のように動く現象で、埋め立て地や河口で起きやすいとされる。泥状の土が噴き出したり、建物が土の中に沈み込み、倒壊に至る危険性もある。
 昭和39年の新潟地震では橋が崩落し、アパートが倒壊。阪神・淡路大震災(平成7年)でも神戸沖の人工島・ポートアイランドで建物が傾くなどの被害があった。
 地盤工学会などによると、東日本大震災で液状化が確認されたのは、千葉県浦安市▽千葉県我孫子(あびこ)市▽東京都江東区新木場▽横浜市金沢区の八景島周辺▽茨城県ひたちなか市-などで、東京湾沿岸での被害が目立った。また、東北地方でも、宮城県北部を流れる江合川(えあいがわ)周辺で、液状化により堤防が壊れるなどの被害が確認されている。
 液状化が震源から離れた関東地方を含む広範囲に及んだ要因について、調査にあたった東大大学院工学系研究科の東畑郁生(とうはた・いくお)教授(地盤工学)は「揺れの強さというより、比較的長い時間揺れが続いたことにある」と分析している。
 住宅地での被害が顕著だったことも特徴の一つだ。
 埋め立て地を中心に、面積の約4分の3にあたる1455ヘクタールで液状化が発生した浦安市では、市の調査で8戸が全壊、466戸が半壊に相当すると判定された。横浜市の八景島に近い集合住宅は地盤が約60センチも沈下し、一時、下水道が使用できなくなった。
 東畑教授は「造成時に『締め固め』と呼ばれる工法などで液状化対策を行う工業用地に対し、住宅地の対策は所有者まかせになっているのが実情。建設コストを抑えるために、対策を行わないケースも多い」と指摘している。
 一方、我孫子市では市が作成した液状化危険度マップで「対象外」とされた地区でも、一部の住宅が傾くなどした。東畑教授は「各自治体が作成するマップの精度も含めて、対策を再検討する必要がある」と話している。

2011年4月11日月曜日

災害ロボットが開発される 原発などの人には危険な場所も作業が可能になる

 がれきも走行出来るロボットが開発され災害地や原発に向けて改良を加えられたそうです。カメラなどを装備しているので狭い場所や危険な場所の測定なども出来ます。疲れ知らずで使えそうですね。燃料は何で動くのでしょう。ロボコンって超怖かったな。

 国際レスキューシステム研究機構(IRS)は6日、福島第1原発の事故現場で限定的な調査活動に使える災害ロボットを開発したと発表した。カメラや3次元スキャナーを搭載し、がれき上や狭い場所も走行可能。災害地での実動はないが、要望があれば最大23台提供できるという。
 ロボットはIRSと千葉工業大、東北大が化学テロなどの災害現場での探査用として約5年をかけて共同開発。東日本大震災に伴い、先月18日以降、原発事故現場での操作を想定して改良を加えたという。 

2011年4月10日日曜日

被災地の方の睡眠障害 早目に受診をしましょう!

 眠りたいのに眠れないのは辛いですね。眠りに入るのが苦手でいつも2時間くらいかかってました。でも最近はすぐに眠れるようになりましたが3時間で目が覚めてしまいます。歳をとったんですね。それくらいの眠りで足りるようになったということは。。被災地から離れていても自分の地域はまだ余震があります。横になると地響きが聞こえてきます。怖いですね。

 東日本大震災で、避難所生活を強いられている被災者や被災地周辺の住民は十分な睡眠が取れているだろうか。身近な人の死など精神的なストレスは不眠症を誘発。不眠症は他の病気の陰に隠れ、患者や医療従事者から「眠れないだけ」と軽視される可能性がある。しかし、不眠症が他の病気を引き起こすケースもあり、1カ月以上眠れないときは注意が必要だ
 「余震が怖くて眠れない日が続く」「動揺して全然眠れなかった」東日本大震災では、被災者が口々に不眠を訴える。
 長引く不眠は思考の柔軟性を失わせる。前向きな考え方ができなくなり、身体疲労の蓄積で免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなる。特に、眠れない間に不安や苦しみが強くなる▽悪夢を見る▽日中に眠気や集中力低下がある▽倦怠(けんたい)感が強い-などの症状が続くときは、投薬などの治療が必要になることもある。
 不眠に対して恐怖心を抱くと余計に眠れなくなるため、不安を緩和するような心理的援助も欠かせない。国立精神・神経医療研究センターの栗山健一医師(37)は「眠ろうとすればするほど焦り、余計に眠れなくなって慢性不眠に陥る場合がある。数日ほど眠れなくても大丈夫だと理解してほしい」と話し、“眠りに対する身構え”が取れる日中の積極的な仮眠を勧める。「一時的に睡眠リズムが乱れる可能性はあるが、短時間でもしっかり寝られたという自信を感じられるようになるのは有効な手段」
 ◆精神的不調の引き金
 快適に寝られる環境づくりも一般的な不眠症の対処法の一つだが、避難所では難しい。自宅に近い環境をつくるのが望ましいが、避難所ではなるべく広いスペースを用意したり、戸板などで間仕切りを作ったりしてプライベートな空間を作るだけでも効果はあるという。
 適度な運動ができる状態であれば、負担にならない程度の有酸素運動を長期間継続するのも有効だ。音楽や読書など趣味を見つけてストレス解消に励むのも好ましい。たとえ眠れなくても目を閉じて、じっとしているだけでも、主観的な疲労度では眠った場合とほぼ同程度の回復力が得られるというデータもある。
 ただ、不眠が1カ月以上続く場合は、鬱病や譫妄(せんもう)などの精神疾患が発症している可能性も疑われるため要注意だ。
 栗山医師は「眠れないのは不眠症だけの症状ではない。過度の不眠により脳の疲れが蓄積されると、思考力や集中力が低下するだけでなく、さまざまな精神的不調の引き金となる場合がある。不眠のサインを軽視せずに受診してほしい」と話している。

入眠障害=寝付きが悪い
中途覚醒=眠りが浅く、途中で何度も目が覚める
早朝覚醒=早朝、目が覚めてしまう
熟眠障害=ある程度眠っても、ぐっすり眠れたという満足感が得られない

2011年4月9日土曜日

ES細胞から立体網膜組織を形成することに成功した

ES細胞から立体網膜 理研、世界初 色素変性症治療に光


 失明する確率が低くなったらいいですね。
 幹細胞をいじることが簡単になってくると美容、整形、豊胸などにも使われるようになってきています。腎臓病の治療で幹細胞治療をした患者さんが死亡した時奇妙な病巣を見つけたそうです。まだ危険性と隣り合わせの状態らしいです。

 マウスの胚性幹細胞(ES細胞)から立体的な網膜組織を形成することに理化学研究所の研究チームが世界で初めて成功した。ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)でも可能で、網膜色素変性症の治療など、人間での応用を目指す。7日付の英科学誌「ネイチャー」に発表した。網膜は光を感知する重要な組織。網膜色素変性症は失明する場合もある。自然には再生せず、幹細胞を用いた再生医療への期待が高い。

 研究チームはES細胞の塊を作り、培養液の中に放置。9~10日目で、目の原型の「眼杯」の形成を確認し、24日目に網膜のうち、6種類の主要細胞が層状構造を形作る約2ミリの「神経網膜」ができた。

 理研の永楽元次副ユニットリーダーは「人間への応用も技術的には数年で可能となるだろう」と話す。

2011年4月8日金曜日

アマゾンが2010年の干ばつの影響でCO2を大量排出源に

 干ばつで枯れた木から二酸化炭素が発生するんですね。
 去年は暑かったからアマゾンも耐えられなかったんですね。
 今年はがんばって潤ってください。

 ブラジルにある世界最大の熱帯雨林アマゾンは、人間が排出する二酸化炭素ガスの吸収源として重要な役割を果たしている。だが、2005年と2010年に同地域で起きた大規模な干ばつの影響でこうした機能が損なわれ、地球に深刻な気候変動をもたらす可能性があることがこのほど発表された調査結果で明らかになった。

この調査は、英国とブラジルの研究機関による研究チームが行ったもので、専門誌「サイエンス」に掲載された。

アマゾンのような熱帯雨林は、天然の二酸化炭素の吸収源として機能しているが、干ばつのある期間は枯れた樹木が二酸化炭素を発生させ、逆に大規模な二酸化炭素排出源となると、研究チームの一人、リーズ大学のサイモン・ルイス博士は説明する。10年の干ばつの影響で、今後数年間にアマゾンから数十億トンに上る二酸化炭素が放出されると、同氏はみている。

昨年アマゾンで起きた干ばつの被害は、「100年に一度」とされた2005年の干ばつよりも大規模かつ深刻なものだったと、チームは結論付けている。

研究チームの試算によれば、10年の干ばつで発生する二酸化炭素の量は50億トンを上回る可能性がある。これは09年に米国で化石燃料から発生した温室効果ガス排出量、54億トンに匹敵するものだという。

ルイス氏は、温室効果ガスの排出の影響で今後アマゾンで干ばつがより頻繁に起きるようになる可能性が地球規模の気候変動モデルから示唆されると指摘。アマゾンが二酸化炭素の排出源に変わる危険性に懸念を示している。

2011年4月7日木曜日

北極圏のオゾン層が過去最大規模 全量の40%に達した

 がんばってるのにがんばりが全然足りてないんですね。
 もっとミシメテ考えないといけませんね。

(CNN) 世界気象機関(WMO)は5日、北極圏上空のオゾン層の破壊が昨年の冬から今年3月にかけて過去最大規模で進み、破壊は全体の約40%に達していると発表した。過去20年間で最も深刻だったオゾン層破壊の規模は約30%だった。

WMOは、オゾン層破壊が進んだ主な要因として、フロンなどのオゾン層破壊物質が大気にとどまっていることや成層圏の気温が極めて低下していたことを挙げている。

オゾン層は、紫外線の一部を吸収し、地球上の生態系を保護するオゾン濃度の高い大気の層。オゾン層破壊物質を含むとされるフロンやハロンの生産は、1987年のモントリオール議定書により全廃されたが、これらの物質は大気中に長期間とどまるため、オゾン層の破壊が進行しているという。

大気中の紫外線量の増加は皮膚がんや白内障、免疫機能低下などの発生率に関係するとされているほか、農作物や海洋生物の成長に悪影響を及ぼす可能性もあると言われている。

WMOは、北極圏上空のオゾン層破壊を今後も引き続き監視していく必要があるとして、注意を呼びかけている。

2011年4月6日水曜日

がん治療の最前線特集

 2mmくらいのがんが簡単に見つかるようになったら転移しないし最小限に患部を切るだけで済むようになるからいいですね。


 細胞の中のタンパク質などを蛍光物質で光らせ、その働きをリアルタイムで観察する「バイオイメージング」の技術が、がんの治療を大きく変えようとしている。

 がん手術の際、転移が疑われるケースでは、手術中にその部分の細胞の病理検査を行う。しかし、この検査には15~20分程度の時間がかかってしまうという問題があった。
 そこで、がん細胞の中に特異的に存在する物質を光らせ、転移の有無を瞬時に判断する方法が開発されている。この方法では、がん細胞と正常細胞をはっきり区別することもできるため、患部の切除を最小限にし、しかも取り残しも防ぐことができるという。さらに最新の研究では、直径2mm程度の早期がんも発見できるようになってきた。がんはこの程度の大きさであればまだ転移がはじまっていないため、これを切除すれば完全に治癒する可能性が高い。
 
一方、ウイルスを使ってがんを治療する方法の開発も進められている。昔からがん患者がウイルスに感染すると、がん細胞が小さくなるという現象が知られていたが、このメカニズムを治療に応用しようという試みだ。特定の遺伝子を改変することで、ウイルスが正常な細胞では増殖せず、がん細胞だけで増殖するようになる。その結果、ウイルスががん細胞を破壊するというしくみだ。研究が進んでいるのは、人に感染しやすいヘルペスウイルス。ヘルペスウイルスの三つの遺伝子の働きを止めると、がん細胞だけで増殖し、しかも体の免疫細胞ががんを攻撃しやすくする性質を持つようになる。すでに脳腫瘍の治療で臨床試験が行われている。

2011年4月5日火曜日

人工的に細胞は作れるのか?

 咳が止まらなくて病院に行ったら風邪と言われた。薬をもらって飲み続けても全然回復しない。
 病院を変えてみたらマイコプラズマ肺炎でした。このマイコのゲノムが人工的に合成することが出来たみたいだけど苦しいからもういらない。

 生命の最小単位の細胞を人工的に作る研究が急速に進んでいるそうです。
 日本にも「細胞を創る研究会」が発足されました。
 生命科学者や工学者が参加し細胞を作るときにその課程で生じる応用技術を利用したり生命の本質に迫る研究をしているそうです。

 細胞には、①細胞膜に包まれている②タンパク質合成などの「代謝」を行う③遺伝情報を持っている④自己複製する、という4つの特徴がある。人工細胞の研究は、こうした多様な機能を一つずつ再現していこうというものだ。

 去年5月、アメリカの研究チームがマイコプラズマという細菌のゲノムを人工的に合成。このゲノムを使って細菌を増殖させることに成功した。これは人工的な「遺伝情報」を持つ細菌が「自己複製」を行ったことになり、「人工生命」に大きく近づいたと考えられている。日本では、より複雑なラン藻のゲノムを合成することに成功。ラン藻は光合成を行うため、将来、環境問題に役立つのではないかと期待されている。
 細胞の別の特徴である「細胞膜」については、イオンなどを出し入れする「膜タンパク質」を持つ「人工細胞膜」の研究がすすみ、世界初の大量生産も可能になっている。また「代謝」については、細胞の外でタンパク質を作り出すこれも世界初のシステムが完成。生物が作り出すタンパク質のほとんどを人工的に合成できるようになった。
 一方、細胞を創る課程で生物の進化に迫ろうとする研究も行われている。人工細胞膜の中にタンパク質合成システムを入れて、ここにRNAを加えたところ、自己複製能力に差のあるRNAが出現した。こうした複製能力のばらつきは生命の進化と関わりがあるのではないかと考えられている。また現在の生物が使っている20種類のアミノ酸以外のアミノ酸を使ってタンパク質をつくる細胞システムも完成。現在の生命とはまったくちがうシステムで生きる生命の可能性が示されたのだ。

2011年4月4日月曜日

水道水を恐れて脱水を起こさないように

 水道から出る水が怖くて赤ちゃんに粉ミルクをあげるのをひかえたりしないように!
 ウチに買い置きしてあった水は硬水だけだ。料理が出来ない。
 でも外食すればバンバン水道水使ってるよね。

 東京都や栃木県などの水道水から国の基準(1キロあたり100ベクレル)を上回る放射性ヨウ素が検出され、母親に不安が広がっているため、日本小児科学会など3学会は24日付で、水道水を飲んでも健康に影響を及ぼす可能性は極めて低いとする共同見解を発表した。脱水症状の方が危険が大きいとして、「水分補給を優先して」と呼びかけた。
 見解では「この基準は、放射性ヨウ素を、月単位または年単位で飲み続けた場合に危険性がある時の数値だ」としている。むしろ水を控える方が乳児には危険だという。
 学会は見解のなかで四つの指針を示した。
(1)母乳で育てていれば、母親は特に食事を制限せず、母乳を続けてほしい。
(2)粉ミルクなどでミネラルウオーターを使う場合は、煮沸した後、適温にして使う。外国産などミネラルを多く含む硬水は乳児の負担になる可能性があり、水道水の方が安全
(3)離乳食を食べられる乳児は、離乳食からも水分補給できるので、粉ミルクの量を減らしても問題ない
(4)粉ミルクのみの幼児で代わりの水が確保できないなら、水道水を使ってほしい

2011年4月3日日曜日

世界で次々と大地震が続いたのは偶然と分析された

 なんか大きなプレートがボコンって一気に陥没しちゃいそうな。
 まだ今は引っかかった状態なんじゃないかと疑ってしまう。

 大地震のあとに他の大地震が誘発されるのは、元の大地震の震央の千キロ以内にほぼ限られることが、米地質調査所(USGS)などの研究でわかった。最近、世界で相次いでいる大きな被害地震は、偶然、近い時期に起きたといえそうだ。27日付の専門誌ネイチャー・ジオサイエンスに論文が掲載された。
 USGSのトム・パーソンズ博士らは、1979~2009年の世界の地震カタログを分析。マグニチュード(M)7以上の大地震が起きたとき、世界でM5~M7の地震が起きる頻度が変化するかどうかを調べた。
 その結果、大地震の震源域の長さの2~3倍以内に当たる千キロ以内では、誘発されたと考えられる地震が増えていた。だが、それ以上離れたところではそうした傾向は見つからなかった。ただ過去の研究では、遠方でも小さな地震は誘発されることがわかっている。
 昨年以降、世界では大地震が相次いでいる。昨年は1月にハイチ(M7.0)、2月にチリ(M8.8)であった。さらに今年は、2月にニュージーランドでM6.3、3月には東日本大震災を引き起こした地震(M9.0)が11日に起きたあと、24日にミャンマー(ビルマ)でM6.8の地震が起きている。だが、それぞれは偶然、時期が重なったとみられる。

2011年4月2日土曜日

放鳥したトキがタヌキに食べられた

 残念ですね。先週自然産卵したという嬉しいニュースが届いたのに、放鳥したばかりだというのにあっという間に食べられてしまいました。自然に返すんだから仕方がないことですが。

 環境省は29日、新潟県佐渡島で放鳥されたトキ1羽の死亡を確認したと発表した。死骸の損傷などから、タヌキに食べられたとみられる。放鳥トキの死亡確認は3例目。
 死亡が確認されたのは、10日に始めた4回目の放鳥で野外に出た2歳の雌。11日に順化ケージから飛び立ち、佐渡島内にいることが13日まで確認されていた。
 28日午後2時半ごろ、同県職員が佐渡島の大野川上流の渓流脇に散乱する死骸の一部を発見。骨が細かく砕かれていることなどから、生きていた時か死後に、タヌキに食べられた可能性が高いという。 

2011年4月1日金曜日

遠浅の海底の地形が原因で津波が増大

 飯岡の親戚の家の1階が津波で水没してしまいました。お見舞い出さなくては。。
 避難所で計画停電を実行されたらしいです。家はダメだは停電されてホント大変そうです。

 東日本巨大地震で、千葉県旭市では沖の遠浅の海底地形が津波を大きくし、762棟が全半壊、13人が死亡、2人が行方不明と甚大な被害をもたらしたことが、東大地震研究所の都司(つじ)嘉宣准教授の調査でわかった。
 都司准教授によると、津波の速度は深いほど速いが、遠浅の地形にぶつかると、そのエネルギーが増大する。その結果、目の前に遠浅の海底が広がる旭市の被害が大きくなり、沿岸の海底が遠浅でない西隣の銚子市(全半壊が26棟、死者なし)と、被害に大きな差が出たとしている。
 調査では、特に旭市飯岡地区の被害が大きく、矢指川入り口の砂丘には高さ7・6メートルまで津波が到達した痕跡も見つかったという。
 同地区では1960年と2010年のチリ地震で、3・7メートル、1・5メートルの津波を記録している。