Friends


2011年8月8日月曜日

トクホ(特定保健用食品)の謎

 トクホの商品って信じていいものだと思ってました。病気が治るとまでは思っていませんでしたが、少しの健康効果があるものと思ってました。トクホを広める窓口の協会が厚生労働省からの天下りだそうです。容易にあのマークが付いてるからと言って頼ってちゃダメですね。

通勤途中らしきスーツ姿の若者が歩くのに合わせて、お腹の部分に青白い炎が上がる。
よく見る清涼飲料のコマーシャルだ。飲めば体内の脂肪が燃焼することを窺わせる
メッセージも流れる。

 トクホ――。特定保健用食品と呼ばれ、現在九百以上の商品が発売されている。
本格的に販売されるようになったのは一九九〇年代後半だ。市場規模を見ると、記録の残る
九七年の一千三百億円余りから急増し、二〇〇七年にピーク(約六千八百億円)を迎えた。
二年ごとの調査のため、最新の数字は〇九年の約五千五百億円だ。トクホの定義は次の通り。

「食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の
目的が期待できる旨の表示をする商品」

 極めて曖昧な表現だ。「健康によい」というイメージだけで「お化け商品」が生まれる
トクホは食品メーカーにとってドル箱である。

 しかし、この「健康によい」という部分に大きな疑問符がつく。はっきり言えば効果が
期待できないものが横行しているのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿