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2011年5月24日火曜日

暖かい気候でりんごの病気が起こりやすくなるらしい

 暖かいのが嫌いなんですね、りんごって。
 りんご研ってあるんですね。美味しい新鮮なりんごが食べられるようにがんばっていただきたい。
 っていうか、去年の古いりんごを新鮮なりんごですよって青森出身者と名乗って売り歩くのやめて欲しい。
 

 長野、福島両県などで果実が腐る被害が深刻な「リンゴ輪紋病」が、より寒冷な青森県にも広がりつつある。県産業技術センターりんご研究所は、温暖化で病原菌が繁殖しやすくなったことが一因とみており「温暖化がさらに進めば果実の被害が本格化する」と警戒している。

 りんご研によると、輪紋病の病原菌は25度で最も繁殖し、夏に胞子が大量に飛散する。潜伏期を経て発病した木の枝にこぶができるほか、果実の表面に褐色の斑点が同心円状に広がり、実が腐る。

 菌を取り除くには数年間、枝のこぶを削り続けるしかない。感染が拡大した福島県や長野県では完全除去をあきらめ、予防効果のある殺菌剤で果実を守っているという。

 青森県内では、他県からの苗木が原因とみられる感染が89年、八戸市で初めて確認され約10年前から枝のこぶの報告が相次いだ。このため、りんご研は07年に調査を実施。12市町村の果樹園21カ所のうち15カ所で平均約4割の木に被害が出ていることが分かった。

 りんご研は、拡大の背景に温暖化があると指摘する。気象庁の統計によると、八戸市の01~10年の年平均気温は10.4度と、65年間で約1.2度上昇し、発病ピークの夏の気温も上昇傾向にある。また、比較的効果のある農薬が、成分の石灰が実の表面に白く残るため使われなくなったのも一因という。

 青森では、他県産の品薄な夏に出荷するため、熟す前に収穫して冷温貯蔵することが多く、果実の被害が抑えられているというが、りんご研の赤平知也・主任研究員は「いずれ果実の被害も増える。対策は枝のこぶを削るしかない」と訴える。

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