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2011年6月13日月曜日

原種のスイトピーはとても甘い香りがする

 ウチも今年はスイートピーを植えてすっごいきれいに咲きました。品種改良され続けてだんだん匂いが薄れたらしいけどウチのは通りかかるだけで結構いいにおいがしてたな。もうだいたい咲き終わって美味しそうな豆が実ってます。食べられるのかなって思って調べてみると茎や種子には毒があり神経組織や血管に良くないらしいです。人間にはそんなに強い毒性はなさそうですがペットなどが食べると症状が出てしまうそうです。見た目はとっても美味しそうですが食べないように。

 約300年前から栽培されているスイートピーの原種の一つ「クパニ・オリジナル」が県中央植物園(富山市婦中町上轡田)で今年初めて開花した。今月末まで可愛い花が楽しめるという。

 スイートピーは1699年、イタリア・シチリア島でクパニ神父が発見。イギリスに送られ栽培が始まり、その後品種改良が進んだ。「クパニ・オリジナル」は、クパニ神父が送ったそのものの品種で、代々イギリスで栽培されてきた文化遺産的な花。同園の職員が種を入手して昨秋から栽培していた。

 スイートピーとはもともと「甘い香りの豆」という意味だが、品種改良が進むうちにそのにおいが薄れた。しかし、クパニ・オリジナルは甘く強い香り楽しめる。小ぶりで可愛らしい花は青系と赤系の紫の2種類ある。

 同園の神戸敏成・主任研究員は「種を採取して来年はもっと増やしたい。300年の時を超えて咲くかれんな花を楽しんでください」と話している。入園料は大人600円、高校生以下無料。

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