Friends


2011年6月14日火曜日

長時間続くしゃっくりは大病の前兆かもしれない

しゃっくりが続くともしかしたら大病かもしれないなんて考えもしませんでした。そういえばしばらくしゃっくりしてないな。
しゃっくりの代表的な止め方はびっくりさせるですね。自分は30秒息を止めてそのまま水を飲んでます。

飲みすぎたのか、それとも食べすぎなのか、いつも唐突に始まるしゃっくり。直接的な実害を被ることはあまりないけど、大事なプレゼンの場などで始まってしまったら、やっぱりちょっと格好悪い…。できれば早めに止めるに越したことはないだろう。
それにしても、しゃっくりの止め方というのは無数にある。ざっと周囲に聞いてみたら、「下を向きながら水を飲む」や「思いっきりベロを伸ばす」など、じつにバラエティに富んだ“知恵”を授かった。
しかし断トツで有名なのは、なんといっても「驚かせてもらう」だろう。びっくりするとしゃっくりが止まるというのは、誰しも子どものころから耳にしている療法(?)のはず。…でも、これって何か根拠があるのだろうか?
「びっくりすることによってしゃっくりが止まるというのは、実はあながち迷信ではないんですよ。しゃっくりには一過性のものと病原性のものの2種類がありますが、前者は末梢神経や迷走神経の異常から起こっているケースが多く、“驚く”というアクションがそれらの神経系を刺激し、しゃっくりを中断させることは大いに考えられるんです」
そう語るのは、池袋スカイクリニックの須田隆興先生だ。なんと意外や意外、驚きによってしゃっくりを止める行為には、医学的な裏づけがあった。
須田先生によれば、しゃっくりとは横隔膜や肋間筋などが攣縮(れんしゅく)する現象。筋肉がそうした動きを繰り返すことにより、強制的かつ急激に息を吸わされ、遅れて声門が閉じた際に特徴的な声が出るのだという。
ところで、しゃっくりにも病原性のものがあるとは、ちょっと気になる話…。
「99%のしゃっくりはまず問題ないのですが、もし、丸1日しゃっくりが止まらないようなことがあったら、脳腫瘍や髄膜炎など中枢神経性の病気を疑う必要があります。あまりに長引くようなら、念のため神経内科などにご相談ください」
そういえば、「しゃっくりが100万回続いたら死ぬ」なんて俗説もあったような…。思わぬ大病の予兆である可能性だってゼロではない。たかがしゃっくりと侮ってはいけないのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿