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2011年6月28日火曜日

南極のペンギンが3200km泳いでニュージランドに辿り着いた

 なんで泳いで来ちゃったのでしょうか。方向音痴なんでしょうか。
 かわいそうに、たどり着いたニュージーで発見されるまでの間、砂や木の棒を食べてたらしく
 かなり身体が弱っているそうです。仲間のいる南極に返してあげたい気もするけど
 よーく元気になるまでは移動しない方が良さそうですね。

 ニュージーランド南島の海岸に先週、南極に生息するコウテイペンギン1羽が漂着する珍事があった。獣医が地元テレビに明らかにした。同国内で野生のコウテイペンギンが発見されたのは過去44年間で初めて。
体重約27.2キロのペンギンで、地元メディアは「ハッピー・フィート」の愛称を付けている。
ただ、海岸の砂や棒きれなどをエサにしていることもあり、病気で重体状態に陥って生き残れる確率は50%だという。首都ウェリントンの動物園に運ばれたが、2度の手術を受けている。
ニュージーランド通信によると、クライストチャーチにある国際南極センターのペンギン飼育者は、体が弱っていることから南極から約3200キロの距離を泳いできたとみている。生存の可能性については楽観的になれないとも述べた。
ニュージーランド国立博物館の陸生脊椎(せきつい)動物園長は、このペンギンが砂などを口にしていることについて、体温を低下させるため雪や氷を摂取するペンギンの習性の表れと指摘している。
地元紙ニュージーランド・ヘラルドによると、動物保護当局者らはウェリントンの動物園で「ハッピー・フィート」を他のペンギンと一緒にすることや、南極に戻すのも病気のまん延につながる恐れがあるとして反対しているという。

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