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2011年7月10日日曜日

禁煙補助薬を使うと心臓系疾患を起こす確率が上がる。かも。。

禁煙補助薬を使うと心臓系疾患を起こす確率が上がる。かも。。

 一瞬この見出しって目を引くな。
 ここで出てくる禁煙補助薬は飲むタイプの薬です。パッチやガムのようにニコチンを含まないタイプです。置き換え療法ではなく離脱症状を押さえたりする薬だそうです。調べてみると副作用がすごいです。

 英米の科学者は4日、米製薬大手ファイザー<PFE.N>の禁煙補助薬「チャンピックス(米国名:チャンティックス、一般名:バレニクリン」について、心臓発作や他の心臓病リスクを高めるとの研究結果を明らかにした。

 科学者らは、チャンピックスについて14の臨床試験を分析。プラセボ(偽薬)と比較して、入院や身体障害、死亡に至る深刻な心臓疾患を引き起こす確率が72%高かったとしている。

 研究を主導したジョンズ・ホプキンス大学医学部のソナル・シン氏は「われわれの新たな研究結果は、バレニクリンのリスクと便益のバランスを変えるもの」と述べ、「この場合、心疾患のリスクを低減するために禁煙したい人が、まさにその回避したい問題へのリスクを高める薬を服用していることになる」と指摘した。

 ファイザーは声明で、シン氏のデータ分析に反論。「分析には複数の制限がある。特に、わずかな症例に基づいており、研究結果の信頼性に懸念をもたらしている」としている。

 同社はまた、規制当局と協力し、チャンティックスのデータを継続的に見直し、監視していく方針を示した。

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