「新型」改め、インフル2009=3月にも名称変更―厚労省
2009年から10年にかけて世界中で流行した新型インフルエンザの名称について、厚生労働省の専門家会議は28日、「インフルエンザ(H1N1)2009」に改めるよう提言する意見書をまとめた。これを受け、同省は3月にも名称変更する方針だ。
新型インフルエンザは09年4月、舛添要一厚労相(当時)が感染症法に基づき発生を宣言。想定した鳥インフルエンザとは毒性が異なったが、「新型インフルエンザ」の名称を用いてきた。
同法は流行の終息についても公表するよう定めており、同省は国民の大部分がウイルスへの免疫を持ったと判断し、3月にも正式に終息宣言できるとみている。その際、法的位置付けを季節性と同じ扱いとし、意見書に従って新型インフルエンザの名称も変更する。
今年は去年ほど私の周りではひどくなかった気がする。そんなに騒いではいないけど、去年みたいなことにならないように敏感に対処してるのかな?ちょっとした微熱でもインフル感染者扱いされた目で見られる。予防接種もしようかと考えたけど、以前受けた時にひどい目にあったからいっそのことインフルになって4・5日寝込んだほうがラクだと今年は接種しなかった。というか、いつも行ってる病院の看護師さん、注射がヘタなんだよな。注射で泣いたよ。
東京大医科学研究所の河岡義裕教授らの研究チームは、90歳以上の高齢者は新型インフルエンザに対する抗体を持っている可能性が高いが、それより若い世代はほとんど持っていないことを明らかにした。論文は7月13日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載された。
河岡教授らは、マウスやカニクイザルなどのモデル動物を使い、新型インフルエンザウイルスの増殖性や病原性を調査。通常のインフルエンザに比べて肺での増殖効率が高く、重篤な症状を引き起こしやすいことが分かった。
さらに、新型ウイルスが登場する以前の1999年に採取された血清を使い、アダルトグッズも新型ウイルスへの抗体を調べたところ、スペイン風邪が流行した1918年以前に生まれた世代のみ、抗体を保有していた。
また、研究チームは、抗インフルエンザ薬タミフルや、現在開発中の抗ウイルス薬が新型ウイルスに効くかどうかも試し、いずれもウイルスの増殖を抑制できることも明らかにした。
一方、国立感染症研究所の小田切孝人インフルエンザウイルス研究センター第1室長は13日、70~100歳代の高齢者30人の血液を調べたところ、4割に当たる12人が、新型インフルエンザに対する抗体を持っていたと発表した。過去に今回と似たウイルスに感染した可能性があるという。
20~30歳代の30人では、抗体があったのは1人だけだった。また、季節性インフルエンザのワクチンの接種後も抗体反応は強まらないと分かった。季節性ワクチンは、新型には効果がないとみられる。
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