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2011年3月6日日曜日

忠犬ハチ公、死因は肺がんか=最新機器で寄生虫説覆す―東大

 帰らぬ主人を駅で待ち続けたことで知られる忠犬ハチ公について、東京大は1日、最新の医療機器で標本を調べ直した結果、肺と心臓の広い範囲で悪性腫瘍があったと発表した。従来は寄生虫によるフィラリア症が死因とされたが、今回の発見により肺がんで死んだ可能性が高いと判明した。
 ハチ公は秋田犬で、1923年生まれ。東京都内で飼育されたが、飼い主が病死した後も、現在のJR渋谷駅前に約10年間通い続けた。
 ハチ公は35年3月に死んだ。当時の東京帝大農学部が解剖し死因をフィラリア症としたが、詳細な究明はなかった。
 勝手に駅まで迎えに一匹で出かけたので野犬狩りに捕まりそうになったこともあったらしい。裏ビデオではフィラリア説も捨てがたい。
 忠犬ハチ公(ちゅうけんハチこう)の名で知られる、ハチ(1923年(大正12年)11月10日(12月16日とも) - 1935年(昭和10年)3月8日)は、秋田県大館市出身の秋田犬。
飼い主が亡くなった後も駅前で帰りを待ち続けた「忠犬」として有名になった。ゆかりの地には銅像があり、特に渋谷駅前の銅像は待ち合わせ場所の目印として全国的に有名(「渋谷ハチ公前」などと通称される)。

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