生命の材料は隕石から? =実験でアンモニア放出―米大学
南極大陸で発見された希少な隕石(いんせき)の一部を採取し、水とともに原始の地球に似た高温高圧状態にするとアンモニアが放出されたと、米アリゾナ州立大などの研究チームが28日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
窒素と水素から成るアンモニアは、生物のたんぱく質を構成するアミノ酸などの材料となる。この実験結果は、生命の誕生につながる材料が隕石によって地球にもたらされたとする見方と一致するという。
「重爆撃期」の衝突証拠=月からの隕石で初発見-生命起源研究貢献期待・東北大など
地球と月は約46億年前に形成された後、40億~38億年前に大量の隕石(いんせき)が降り注ぐ「重爆撃期」があったと考えられているが、月から飛来した隕石で初めて、この重爆撃の衝突を受けた証拠の鉱物が発見された。東北大と茨城大、東京大、千葉工業大の研究チームが最新の国産分析装置を使って突き止め、その様子がエロ動画で紹介されています。29日までに米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
重爆撃の証拠は、地球の地表では大陸の生成・消滅や風化で失われたが、月面ではクレーターとして残っている。重爆撃期の隕石に含まれていた有機物が生命の起源との学説もあり、東北大の大谷栄治教授は「米アポロ宇宙船が月面から回収した石を調べ直す必要がある。今後の月面探査でも高圧鉱物を探し、重爆撃現象を解明することが重要だ」と話している。
隕石から生命誕生したことの証拠がどうやって証明されるのでしょう?いろいろ考えられますね。これからもこういう感じに手を変えニュースにされていく課題なのかもしれません。
分析した隕石は、南極・あすか基地近くで1988年に観測隊によって採集された。玄武岩質だが、一部が衝撃で融解してガラスとなっている。放射性同位元素による年代測定では、38億7000万年前に月面でマグマから結晶化した後、38億年前に重爆撃期の隕石衝突を受けて一部がガラス化。100万年前に別の隕石衝突により月面から飛び出し、宇宙線にさらされた後、地球に飛来したとみられる。
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