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2011年3月5日土曜日

トキ放鳥:2歳の雄1羽がビタミン欠乏症 確認は4羽目 /新潟

 環境省は2日、10日からの4次放鳥に向けて、佐渡市の佐渡トキ保護センターの順化ケージで訓練中のトキ18羽のうち、2歳の雄1羽が池に落ちて溺れたため、捕獲して別のケージに移したと発表した。ドジョウの偏食によるビタミン欠乏が原因とみられる。同様の症状が訓練中のトキで確認されたのは4羽目。
 同省によると、このトキは2月中旬から首を頻繁に振るなどの異常行動が観察されていた。経過観察し、問題がなければ順化ケージに戻して放鳥する予定。
 25日、トキの野生復帰に向けた第4次放鳥を3月10日から実施すると無修正で発表した。佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市)で野生復帰訓練をしている0~5歳の雄10羽と雌8羽の計18羽で、順化ケージから自然に飛び立つのを待つ「ソフトリリース方式」で実施する。
 これまで3回はいずれも秋に放鳥されており、春のトキ放鳥は初めて。今後は春と秋の年2回の放鳥になるという。
 新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センターのトキ4羽が21日、分散飼育のため島根県出雲市に向け出発した。鳥インフルエンザなどの感染症により全滅するのを防ぐための措置で、多摩動物公園(東京都日野市)、いしかわ動物園(石川県能美市)に続き3カ所目となる。出雲市には22日午前に到着する予定。
 ちゃんと管理されてたトキも偏食してしまったんですね。日本にいるフラミンゴも何かの成分が食事に入っていないと白くなってしまうって何かに書いてありました。
 環境省によると、移送されたのは、繁殖経験のある8歳の雄と6歳の雌のペアと、新たにペアになった3歳の雄と1歳の雌。当初は昨年12月に移送する計画だったが、島根県安来市で高病原性鳥インフルエンザが発生したため延期されていた。

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