自販機の電気代は約20000円くらいするそうです。省エネモードにしても10000円くらいの電気代が発生します。この電気代をジュースで売却するためには1日に60本くらい売り上げなくてはならないそうです。よく自販機を利用してますが今年の夏はいらないです。それじゃ困る人もいるだろうから主要銘柄だけ1つの自販機にまとめて売っちゃえば?という訳にもいかないよね。
日本国内には極めて多くの自動販売機が設置されており、深夜も時間を問わず、清涼飲料水や菓子類を購入することができます。国内の自動販売機設置台数は500万台近くを数え、消費電力は2000年まで、8,000,000,000kWh(80億kWh)を超えていました。24円/kWhで換算すると、年間1,920億円の電気代を支払っていることになります。(2005年普及ベース・日本自動販売機工業会の推計では66億4千万kWhです)
※自動販売機を設置している環境すべてが低圧受電ということはなく、高圧受電環境では14円前後、特別高圧受電の環境では11円前後の電気代まで低減されますので、1,920億円は低圧受電による参考値です。
自動販売機1台あたりの消費電力は、概ね500W~1,000W程度です。自動販売機には商品の視認性を高めるため、40W蛍光灯が2本から3本程度内蔵されており、商品を冷却したり、加熱したりするための圧縮機を内蔵しています。これらが常時運転しているため、自動販売機の消費電力は比較的大きくなります。
また自動販売機の特性上、24時間誰が購入するかわからないため、常に冷却や加熱を続けなければならないことも、自動販売機の消費電力を押し上げる一因となっています。
例えば、自動販売機500万台について、単純に1台あたりの消費電力を1.0kWとした場合、500万kWの電力を消費していることになります。福島第一原子力発電所1号機から6号機まで全ての定格電気出力合計が469万kWですから、概ね原子力発電所1つの消費電力を、自動販売機が使用しているとも言えます。
ここでは、自動販売機が瞬間的に必要とする消費電力を1.0kWと仮定しており、多くの自動販売機の定格消費電力は500W程度が主流となっています。外気温が低い場合の加熱運転・外気温が高い場合の冷却運転は、インバータの負荷が増大するため、定格電流値よりも大きな電流が流れることがあります。
発電設備は、瞬間的な負荷に対して電力を供給しなければならないので、定格消費電力が低減されていても、インバータによる瞬間的大電流には発電設備能力を追従させる必要があり、電力会社は大きな発電設備を用意しなければならず、特に夏季はエアコンによる消費電力と重なり大きな負担になっています。
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