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2011年4月25日月曜日

家畜・ペットが原発20km圏内に取り残されている

 原発が大変なことは分かりますが被災地や原発避難指示区域にはまた動物がたくさん取り残されているそうです。レスキューの方やボランティアの方が被災地には救助活動しています。原発区域の動物は助けることができません。地震から1ヶ月。かなり厳しい状況でしょう。被災者への援助もまだまだですが被災動物たちもなんとかしたいです。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、避難指示区域(原発の20キロ圏内)に牛約3000頭、豚約3万匹、鶏約60万羽が取り残されたことが19日、福島県の調べでわかった。

 避難指示から1か月以上が過ぎ、すでに多数が死んだとみられる。生き残っている家畜について、畜産農家らは「餓死を待つなんてむごい。せめて殺処分を」と訴えるが、行政側は「原発問題が収束しないと対応しようがない」と頭を抱えている。

 県によると、20キロ圏内は、ブランド牛「福島牛」の生産地や大手食品メーカーの養豚場などがあり、畜産や酪農が盛んな地帯。しかし、東日本大震災発生翌日の3月12日、同原発1号機が爆発し、避難指示が出たため、畜産農家や酪農家は即日、家畜を置いて避難を余儀なくされた。

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